nana

図書館✨☘
33
9
コメント数0
0

作詞:todorokigentaro 作曲:ORPHEUS ・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼* 勇作は考える。 今日は、相談出来なくてよかったかもしれない。 自分のことは語れないじゃないか。 それなら、優の方が1週間、彩子として過ごした分だけ、うまく相談できるだろう。 勇作は、廊下の天井を見つめて呟いた。 「優!交代してくれ! このあと、図書館へ行く。 絶対、うたた寝するから! きっと、するから! 入れ替わってくれ! そして、彩子が話したことをどう解釈すべきかを調べてくれ!」 勇作は第二校舎を出て、大学の食堂に向かった。 空気に雨の匂いを感じる。 間も無く降り出すだろう。 売店で、焼きそばパンと牛乳を買った。 炭水化物が多いので、彩子が見ていたら怒るかもしれない。 いや、もう怒っているだろう。 まだ午前10時を回ったところなので空腹感はなかったが、自分をうたた寝しやすい状態にしたかった。 閑散としている食堂で買ったものを食べ終えると、真っ直ぐ図書館に向かう。 今にも雨が落ちて来そうな空の色に変わっていた。 小走りで図書館に入った。 窓ぎわに席を取ると、英文の厚い本を選んで持ってきた。 これだと、本を開いたまま、しばらくじっとしていても不自然ではない。 窓の外を見る。とうとう雨が降り出した。 [一部抜粋] ・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼* #自動作曲システム #todorokigentaro詩 #todorokigentaroORPHEUS #todorokigentaro図書館 #todorokigentaro俯瞰シリーズ

partnerパートナー広告
music academy cue
0コメント
ロード中