nana

背中から胸を刺す桜
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泣かせたこともある 車窓は切なさで 迎える朝に覚えは無いな 溢れる涙の春に 声で伝える愛とは 弱くてもろい呼吸なら ねぇ 舞う桜 乱れないで 二度もなく一度もなく 逢え ないなら しあわせですと 伝えられたらいい 永遠でもなくて おやすみ ひとひら落ちても消えない 桜や恋人たちが 夢をみているな 夜に明かりはない 灯すディスプレイが 体温のようね。あなたに重ねる いま通り雨 ため息のように降り続く 悟られたくはないから 笑っているね 笑顔がみたいんだ あなたの。

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