
夢✨☘
todorokigentaro
作詞:todorokigentaro 作曲:ORPHEUS 優は、夢を見ていた。 一面の銀世界。 森の中なのかもしれない。 木々も雪に覆われて白一色だ。 優は雪の中を歩いていた。 何故か靴は履いていない。 自分の部屋から歩いて来た気がする。 絨毯の上を歩いている感触だ。 優は、「夢か、、」と感じた。 夢が覚めるまで、歩き続けてみようと思った。 何かぼんやりと光っているものを見つけた。 少し近づく。 地面に降り積もった雪に同化するように白い光を帯びたもの。 女性だった。 目を閉じて体を丸くして、雪の中に寝そべっている。 眠っているのか? 優はさらに近づき、頬に触れてみた。 その瞬間、女性は垂直に舞い上がった。 いや、雪の中に沈んで行った。 違う。 一人だと思った女性は二人だった。 一人が空に舞い上がり、もう一人は雪の中に沈んだのだ。 雪の中に沈んだ女性の姿はもう見えない。 空に舞い上がった女性を目で追おうとした。 アラームが鳴る。 夢が途切れた。 [一部抜粋] #todorokigentaro詩 #todorokigentaroORPHEUS #todorokigentaro夢 #todorokigentaro俯瞰シリーズ
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