nana

『 連続作家自殺事件 』
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ちょっとそこの御方 ㅤㅤㅤ私と少しお茶しませんか __ ー ー  セリフ  ー ー ラムネが緑色に染まった液体に、あいすくりぃむが乗っかっている 。 ほう、これが くりぃむそぉだ と言う物か 。 いやはや、これぞ文明開化だね 。 街では洋服を着て髭を生やした紳士が 偉そうに歩くようになった 。 僕は、あの様な人種は好まないね 。 申し訳ないが 。 … そういえば、 最近、作家の自殺が流行っているらしいね 。 作家といえば心中だと思っていたけど、 最近は違うらしい 。 というのは立て前だが、 僕はただの自殺ではないと思うんだ 。 理由が聞きたいかい ? 僕の知り合いに警官が居てね、 ちょっと話を聞くと、衣服に藤の花の香りが付着していたらしい 。 最近、自殺した作家『 全員 』に。 不思議だね、こんな偶然もあったもんだ 。 僕の予想では、誰かと心中をするつもりだったのだろうね 。 だけれど、相手の女性は死ぬつもりなんてさらさらなかった。 作家はね、恋愛下手な生き物なんだよ 。 心が弱く病みやすいからね、愛に飢えてるのさ 。 あんまり虐めないでやっておくれ 。 『 藤の花の香り 』がする、お嬢さん ?? ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー  あらすじ  ー ー (このあらすじを読みたいという声を頂きました。 こちらを演じてみたい方は、題名である 『 連続作家自殺事件 』の横に、" あらすじ " と 表記して頂ければ大丈夫です ◎ ) 最初はね、わざとじゃなかったのよ。 ちゃんと彼が好きだったの。 あまり売れた名の作家じゃなかったから、 生活は苦しかったけど、楽しかったのよ。 でも 彼が色々な所で借金してるなんて 知らなかった。 そして彼は言ったわ。 『 一緒に死んでくれ。 』ってね。 私は彼を愛していたから、 一緒に死んでやるつもりだったのよ。 でも、やっぱり、私怖くって。 目の前で、彼が崖の下に落ちていくのを眺めてた。 あぁ、人が死ぬのはこんなに呆気ないのね。 私、ぞくぞくしちゃったの。 作家の男を引っ掛けるのは簡単なのよ。 みんな心が弱いんですもの。 自分で言うのもあれだけれども、 私の顔は整っている方だから、尚更簡単。 だから今回も上手くいくと思ったのだけれど。 「 『 藤の花の香り 』がするお嬢さん ?? 」 「まさか私の香水で気付かれるなんて。 面白い作家さんね。」 「お褒めに預かり光栄ですよ。」 「これから私をどうするの、警官にでも売り渡すの ?」 「いやぁ、そんなことしないさ。」 「じゃあどうして … 」 「暇潰しさ、これからも続けるなり、君の自由にすればいいよ。」 そう言って彼は店を出た。 …私の負けね。 後に続いて店を出ると、私は警察署へ向かった。 藤の花の香水を持って。 ー ー  登場人物  ー ー 「 お嬢さん 」 人が死にゆく様に見蕩れてしまった女性。 作家の男を引っ掛けては、 一緒に心中すると見せかけて、自殺させていた。 先日、自ら警察署に向かい自首した。 「 謎の作家 」 巷で噂の作家先生。 執筆する本は有名だが、あまり出歩かない為 顔は知られていない。 警察にたまに助けを求められるのだとか。 かなりの気分屋。 最近初めてクリームソーダを飲んだ。 ゆゆ汰 。 の台本について __ ↺ 一人称などの変更は O K です 。 ↺ ア ド リ ブも基本的に O K 。 ㅤ( 過度な変更は控えて下さると嬉しい … ) ↺ 台本を使用する際には出来る限り拍手を … ㅤ( 伴奏者様にも勿論拍手を ) ↺ 台本の内容は他のアプリに転載禁止です 。  ( 見付けた方は教えて下さい ) #台本 #声劇台本 #コラボ大歓迎 #ゆゆ汰の台本

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