薔薇の塔で眠る姫君 最初
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薔薇の塔で眠る姫君 最初
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微睡(まどろ)みの森に踊る 百の孤独と
月影に蝶は朽ちて 死の夢を見る
【七の罪科[Siebte Schuld(ズィープトゥ シュールト)]】
野ばらに抱かれて 眠る理由(わけ)は――
水浴びた妃(はは)が聴いたのは 身籠もり告げし 蛙(かわず)の声
「お望みの御子(みこ)が、一年経たずに、お生まれになるでしょう」
「まあ…」
歓(よろこ)びて王(父)が催したのは 姫(私)の誕生 祝う宴
黄金の皿が 一枚足りずに 事件は起こってしまった……
【七の罪科[Siebte Schuld(ズィープトゥ シュールト)]】
恋も知らずに 死せる処女(おとめ)が
ズィープトゥ シュールト
野ばらに抱かれて 眠る理由(わけ)は――
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