
飽食と冷却
くー / Neko
[物語] 飽きるほど喰らった物事は 輪郭を保つために必要で。 どうやらこの世界に留まらなくてはいけない僕は 熱を得ては失う繰り返しの中で、此処に立っている。 灰色の世界に降る雪 白と黒の合間で空を見ている。 「全て消えてしまえばいいのに」 何度思ったかわからない願いをそっとはくと 唇は冷たく、乾いていた。 熱を失った耳が、 遠くからやってくる汽笛の音を捉える。 全てが白に沈むまで、 世界の熱が奪われるのを待つことにしよう。 ___________________________ #アコギ #オリジナル #くー #朗読 #Neko #物語 Composed by Kuu. Written by Neko. とても素敵な音にインスパイアを受けました。 なんだか、寒空の下の、溶けていくような雪の光景。 美しさと儚さ、鋭利さと溶けていくていくような境界線にいるような人が一人立っているのを見かけて、思わず綴りました。 とても素敵でした。 素敵な世界の音を、くーさんありがとう。
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