nana

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⑪ ①②振り放(さ)け見ては、 嫋(たを)やぐ背中(せな)に 杜鵑花(とけんか)散る。 ③④心を挵(せせ)る様な 黙(しじま)に泣き沈んでいる。 ⑤⑥背(そむ)き果つ際の儚さは、 避(さ)らぬ別れに似た悲しび。 ⑦⑧往昔(おうじゃく)に視(み)た様な恐れを 思い出さない様にしていた筈なのに。 ⑨⑩⑬打ち明けた心の中に潜んだ宿命(さだめ)に ⑪⑫⑭倖せを浮かべては恋路に降り積もる。 ⑬⑭胸痛し言葉。

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