
【声劇台本】Lost Children (二人声劇)
少女A(少年A):コラボ者様 × 少女B(少年B):コラボ者様 / 台本:芥子菜ジパ子
声劇台本第9弾です。 Twitter上での診断メーカー「夢喰いったー」での 結果からインスピレーションを得て書きました。 切なすぎる夢を喰わせて力を得、 その夢を手放した時に与えられる代償、 それでもきっと幸せと言えることもあるのだろう、 そんな思いで書きました。 台本は女性同士を想定して書かれていますが、 男性同士、男女二人で読んで頂くのも歓迎です。 その際の一人称・二人称の変更、語尾の変換もOKです。 <注意点> ・ふざけ声劇は世界観を壊しますので御遠慮下さい。 ・できる限りたくさんの人に見ていただきたいので、 キャプション画面への台本のコピペはお控え下さい。 ・nana外で使用は基本NGですが、どうしてもという 場合は、コメ欄にてご相談下さいませ。 ・拍手やコメを頂けますととても喜びますし、 ゆっくりではありますが聴きに伺います。 ・コラボの際は演奏者であるろくさんにも必ず拍手と コメントをお願い致します。 -------------以下台本-------------- 性別変更/ ○ 一人称・二人称の変更/ 世界観を壊すものでなければ〇 アドリブ/ 世界観を壊すものでなければ〇 ※( )内の台詞は、地の台詞に重ねて録音できる方のみ読めればいいかな、と思っていますので、 重ね録りできないよ、って方は読まなくても大丈夫です! 少女A:「私以外の世界なんていらない」(やめて!ぶたないで!) 少女B:「私だけが世界から消えればいい」(ねぇお願い……私を見て……) 少女A:「もう何もいらない」 少女B:「もう私なんていらない」 少女A:「走りだした先で」 少女B:「出会った人は」 少女A:「私に」 少女B:「私に」 二人 :「チカラをくれた」 少女B:「ねぇ、さっき…」 少女A:「見てたの?」 少女B:「うん、一瞬で家が花でいっぱいになった。」 少女A:「…父さんも母さんも、花のお城で眠ってもらったの」 少女B:「悲しくないの?」 少女A:「どうなのかな」 少女B:「…私のお父さんとお母さんにも、お花のお城作って欲しいな」 少女A:「どうして?」 少女B:「私のチカラだと…綺麗には眠れないから…悲しくて」 少女A:「わかった」 少女A:「どこに行こうか」 少女B:「あなたが私を背負って行けるところまで」 少女A:「夕焼けの海でも見に行こうか」 少女B:「枯葉の舞う公園も素敵だね」 少女A:「誰にも見つからないところで木でも育てようか」 少女B:「そうしたら、私が毎日水をあげるよ」 少女A:「そう?」 少女B:「ねぇ、私幸せだよ」 少女A:「幸せ?」 少女B:「温かい」 少女A:「だから幸せ?」 少女B:「幸せ」 少女A:「わからないな」 少女B:「私が、これからたくさん教えてあげるよ」 少女A:「…うん」 -------------Fin-------------- 代償を支払っても、手に入れたものは、美しかった。 <設定> ・少女A(少年A) 両親から虐待を受け続け、己以外の世界がなくなることを願い、夢喰いに出会う。得たチカラは「植物を操る」。夢を手放すことで与えられる代償は「感情が希薄になる」こと。両親を毒を持つ植物で殺したところを少女B(少年B)に見られ、共に行動するうちに、その夢を手放し、代償を支払うことになる。 ・少女B(少年B) 両親からネグレクトを受け続け、己が世界から消えることを願い、夢喰いに出会う。得たチカラは「水を操る」。夢を手放すことで与えられる代償は「歩けなくなる」こと。少女A(少年A)と出会い、孤独を分かち合うことで、己の願いを手放し、代償を支払うことになるが、彼女(彼)と共に生きようとする。 ・夢喰い 少年少女の抱く強い夢に誘われ現れる存在。夢を喰う代わりに彼らにチカラを与える。夢を喰われた人間が一度でもその夢に絶望したり、またその夢を諦めたりすれば代償が発生してしまう。 #ジパ本 #声劇 #声劇台本 #朗読 #2人声劇 #二人声劇 #コラボ歓迎 #コラボ #コラボ募集中 #声劇民 #声劇民と繋がりたい #nana民と繋がりたい #聴きに行きます #聞きに行きます #nana民と仲良くなりたい #コメくれると嬉しい
