
【和風声劇台本】華の茶碗(二人声劇)
薊:コラボ者様 × 太吉:コラボ者様 / 台本:芥子菜ジパ子
声劇台本第2弾。今回は和風声劇でございます。 尺がかなりきっつきつなので、被せられるところはどんどん被せてください。 (太吉っぁんは江戸っ子なので、多少早口でも大丈夫かと思います) お気軽にコラボしてくださいませ! 完成形を楽しみにしています! <注意点> ・ふざけ声劇は世界観を壊しますので御遠慮ください。 ・できる限りたくさんの人に見ていただきたいので、 キャプション画面への台本のコピペはお控えください。 ・nana外で使用は基本NGですが、どうしてもという 場合は、コメ欄にてご相談下さいませ。 ・拍手やコメを頂けますととても喜びますし、 ゆっくりではありますが聴きに伺います。 -------------以下台本-------------- 性別変更/ ✕ 一人称・二人称の変更/ 世界観を壊すものでなければ〇 アドリブ/ 世界観を壊すものでなけれなければ〇 ※記載の時間はあくまでも目安なので、やりやすい形でやってくださいませ。 (カウント後すぐ) 太吉:「薊…すまねぇ…。あっしは……おめぇを幸せにすることができなくなった……。」 薊:「一体どうしたのでありんすか、ぬしさん。」 太吉:「こないだ、廻船問屋の湊屋から、『華の茶碗』を売らねぇかと、声をかけられた。」 薊:「西の名もない職人が作ったと噂の名品『華の茶碗』ですかぇ?」 太吉:「ああ。そいつを売ることができれば、大きな金が手に入る!そうすれば、おめぇを身請けすることができる…!そう思って、あっしは大金をはたいてそいつを手に入れた。」 薊:「……」 太吉:「ところが、だ。手元に届いたそいつは真っ赤な贋物だった。あっしにだってそれくらい分かる。急いで湊屋に行ったが、そいつがおめぇの買ったものだ、証文もある、の一点張り……。完全に騙されちまったってわけだ……。」 薊:「ぬしさん……。」 太吉:「(かぶせて)あっしの手元に残ったのは、なんの価値もねぇ茶碗と、借金だけだ。店も取られちまうだろう……。すまねぇ薊……!すまねぇ……!」 薊:「……。」 (0:35~0:34くらい/物音にかぶせて) 薊:「いいところに来たね…。新しい仕事が決まったよ。」 薊:「結ばれないのなんざ、分かってるさ。それでも、やらなきゃならねぇんだ。」 (0:25~音楽入りと同時に) 薊:「『華の茶碗』と金は頂いていくよ!あたしは雲雀!鬼雲雀さ!」(高笑い) (0:18~物音にかぶせて) 太吉:「この金は…!それに証文と…『華の茶碗』!?(薊に気付いて)おめぇさん!まさかあざ…」 薊:「知らねぇよ、そんな名前。あたしの名前は鬼雲雀。ただのちんけな盗賊さ。」 太吉:「待ってくれ!薊!」 薊:「(遮って)だから知らねぇって言ってんだろ。ま、どこか遠い地にでも行って、やり直すんだね。」 太吉:「……」 (0:01鈴の音に合わせて) 薊:「おさらばぇ……」 -------------了-------------- <設定> 薊(あざみ):吉原の遊女…というのは世を忍ぶ仮の姿。 真実の姿は義賊「鬼雲雀(おにひばり)」。 姿を見られたことはないが、その軽やかな高笑いだけが知られていることからついた呼び名。 まっすぐに自分を愛する太吉に心を寄せてしまうものの、結ばれないことは承知している。 太吉(たきち):新進の小間物問屋。親が残した小さな店を大きくした手腕の持ち主。薊を身請けし、店も大きくするために、「華の茶碗」を手に入れようとするが、まっすぐで人を疑うことを知らぬ性格故、悪徳廻船問屋(かいせんどんや)の湊屋(みなとや)にまんまと騙されてしまう。 DOVA SYNDROMEより 灯籠峠/かずち様 風切/ゆうり様 凍月の下で/香居様 襖を開閉する音/naruIDEA様 小銭/taron様 和風な鈴/MATSU様 編集/芥子菜ジパ子 #ジパ本 #声劇 #声劇台本 #二人声劇 #和風声劇 #コラボ歓迎 #コラボ #コラボ募集中 #声劇民 #声劇民と繋がりたい #nana民と繋がりたい #聴きに行きます #聞きに行きます #nana民と仲良くなりたい #コメくれると嬉しい
