
【一人声劇台本】シュレディンガーのシャボン玉
語り「コラボ者様」 台本:藤飴かんろ BGM:いさ様
⛔無言コラボ者さんは即ブロックします⛔️ 🔽コラボの際は🔽 ①BGM元様への拍手コメント ②この音源へ拍手またはコメントを願いいたします。 ❌その他の事項❌ ◯多少のアレンジ →大幅なアレンジの際は投稿前にご相談下さい。 ◯アドリブ ◯キャラの性転換 ❌台本の趣旨から逸脱・無視した改変 ❌悪ふざけ目的のコラボ ❌無断転載・転用 ❌キャプションへの台本の貼り付け ❌無許可で台本外を読むこと 🔽コラボ者様へ🔽 こちらの伴奏が最後数秒手前で曲が終わってしまいますが、 無音でもそのまま続けてください ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ふと、思ったのです。 『シャボン玉』はふわふわと漂って… 『この世界』のどこへ行くのでしょうか。 届くのか?届かないのか? 届いたとして…そこに何を与えるのか? 温もりか?痛みか?何も与えず消えるのか? それすら誰もわからない。 答えはきっと…シュレディンガーの箱の中。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ~台本開始~ ********************** 私の世界は小さな箱で、小さな窓が一つある。 私はその窓から、 毎日、小さなシャボン玉を飛ばす。 脆く儚いソレは ふわふわ飛んで 空へ登っていくけれど… 強い風に巻かれて 飛んできた葉っぱや小石にぶつかったり …動物の興味を引いて 故意に壊されることもある。 私は、外の世界へ飛んで行ったソレらが どこにも行けず…散って行くのを眺めるのだ。 そんな時…私の世界に 小さなシャボン玉が入ってきた。 そのシャボン玉の中にある優しい光は 私の世界を暖かくしてくれた。 その時…ふと、思ったのだ。 私のシャボン玉は… 本当に全て割れてしまったのだろうか?と… シャボン玉は遠く遠く…飛んでいって… その先で…全て壊れている「かもしれない」し… 誰かに届いている「かもしれない」… まるで『シュレディンガーの猫』だ。 どちらも…『確証』は何もない。 でも…私に届いた「誰かの可能性」のように もしも…たった一つが 誰かに届いているという『希望』があるのならば… きっと無駄ではない。 たとえ、数千、数万、割れたとしても、 私は飛ばし続けよう。 箱の中の猫は生きているのだと…信じているから。 ********************** シャボンに包まれた「息」に込められたモノは 今日もどこかに漂っているのです…。 #声劇 #声劇台本 #朗読 #朗読台本 #セリフ #台詞 #藤飴台本 #ラジオ #声劇 #いさBGMまだあるよ
