あまだ

フォロー

押し潰されそうな人ごみ 見失いそうで不安になるけど 足早に歩くあなたの背中 追いかける事が精一杯で キラキラ光り出す空 湧き上がる歓声 ふと触れた右手が熱くなってく 夜空に浮かぶ残像に願いを込めた花火 儚げなその光を祈るように見上げた 誰にも聞こえぬ声で呟いた「消えないで」 そっと、あなたの手を重ねた場所に宿る光