平葭 愛瑠(Hirayoshi Eru)

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『届かない幸せを愛したの。』 Belladonna Lilyです。 愛ってなんであんなにも虜にするくせに、 一瞬で砕けてしまうのかしら。 硝子よりも脆い。 ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ 「好きにさせてごめんね。」 それは言い逃れ。 「好きだけど、好きにならないで。」 恋なんて言うほど子供じゃない。 けれど愛を語れるほどに大人ではない。 目の前の幸せが、1番に怖いの。 気がつけば貴方を好いていたの。 それでもどうしてかな、 好かれた途端に恐ろしくなる。 好きたいよ、好きでいたいよ。 なのに好かれた途端、 その想いに気づいてしまった途端、 私は怖くなる。 こんなにも胸が痛む。 感情がごちゃ混ぜになって苦しくて、 涙が止まらない。 そんな自分が分からなくて、また自暴自棄。不幸を繰り返して、眠れない夜が続いていく。 手を伸ばしてるのは私なのに、 愛に気づいた途端に冷めていくのは何故？ 自覚した思いが確かにあるのに、 一瞬で砕けて冷めていくのは何故？ 「愛していたの、それは確かなこと。」 それでも今は、愛せない。 愛してるの言葉が言えない。 もう私は、愛に愛されない。 ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ ※使用の際は拍手orコメントを。 #朗読 #声劇 #一人台本 #台本 #台詞 #BelladonnaLily #Liiyu #拍手返します #拍手返す