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【8月9日という日に】僕と彼女と週末に  弾き語り
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反戦・反核の歌。 1982年のアルバムの最後の曲。 タイトルは僕と彼女と『終末』に、と掛けていると言われたりする。 僕と彼女と週末に(cover) https://youtu.be/bIt2zcCEFSg 人類の過ちを嘆くという趣もありながら、 サビでは「君を守りたい」と、ごく私的な視点で語られる。 これは省吾兄さんによる平和を願う歌に共通することで、そこにこそリアリティと魅力がある。 『歌手が、歌で戦争や核をどうにか出来るとでも思ってんのか?』 という批判も多く受けたこの歌。 しかし、僕の心には大きく影響している。 ただの歌ではない。 本当に力を持つと信じている。 また、たとえ具体的な力を持たないとしても、願いを込めた歌詞というものには意味がある。 ラブソングって何を歌っている? 僕は君のことが大好きで一生離さないよ、とか、あなたがいなくて悲しくて戻ってきてほしい、とか、 願いを込めている。 それと同じように、とある歌手が、戦乱の無い世界になればいいな…と願い、それを歌に込める。 どこがいかんのだ? この37年前の歌が鳴らした警鐘のとおりの悲しみは、今もある。 『恐れを知らぬ自惚れた人は、宇宙の力を悪魔に変えた』 そう言わざるを得ない争いや事故が絶えない。 この歌が入っているアルバム『PROMISED LAND 〜約束の地』を出した後、省吾兄さん、ちょっと断定的に言い過ぎただろうか……と、偉そうな言い方をしてしまったと気になったりしたらしいが、 兄さん、僕はこれでいいと思います。 歌詞✩࿐⋆* この星が何処へ行こうとしてるのか もう誰にも分からない 権力と権力のSee-Saw-Gameから 降りることさえ出来ない 人は一瞬の刹那に生きる 子供は夢見ることを知らない 君を守りたい 君を守りたい この手で 愛を信じたい 人の心の 愛を信じたい いつの日か 昨日の絵具で 破れたキャンバスに明日を描く愚かな人 売れるものならどんなものでも売る それを支える欲望 恐れを知らぬ自惚れた人は 宇宙の力を悪魔に変えた 君を守りたい ただひとりの 君を守りたい この手で 愛を信じたい 人の心の 愛を信じたい いつの日か 〜語り〜 週末に僕は彼女とドライブに出かけた。 遠く街を逃れて、浜辺に寝転んで、 彼女の作ったサンドイッチを食べ、ビールを飲み、 夜空や水平線を眺めて、僕ら色んな話をした。 彼女は、彼女の勤めている会社の、嫌な上役のことや、先週読んだJ.D.サリンジャーの短編小説のことを話し、 僕は今度買おうと思っている新しい車のことや、ふたりの将来のことを話した。 そして、誰もいない静かな海をふたりきりで泳いだ。 明くる日、僕は吐き気がして目が覚めた。 彼女もひどく気分が悪いと言い始めた。 それで僕らは朝食をとらず、浜辺を歩くことにした。 そして、そこで、その浜辺で、とても奇妙な情景に出会った。 数え切れないほどの銀色の魚が、波打ち際に打ち上げられていたんだ。 〜語りここまで〜 いつか子供たちにこの時代を伝えたい どんなふうに人が希望を継いできたか 君を守りたい ただひとりの 君を守りたい この手で 愛を信じたい 人の心の 愛を信じたい いつの日か 君を守りたい ただひとつの 君を守りたい この手で 愛を信じたい 人の心の 愛を信じたい 今こそ #アキ浜田省吾弾き語り #アキ僕と彼女と週末に

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