nana

place
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10年前、PDを発症させたまさにその時に歌ってた曲。 その瞬間から全て奪われた。 歌う事も外に出る事も誰かを守る事もぜんぶぜんぶ奪われた、離れていった。 それから歌う事や外に出る事、いろんな事、泣きながら努力した、何度も崖から落ちては這い上がって、その繰り返し。 諦めなきゃどうにかなる、なんとかなる。 どうにかなる、なんとかなる、なんてのは行動した人間だけが成せる言える事。 それに時間がかかろうがかかるまいが、他人には関係なくて。 あくまで自分のペースさえ崩さず努力を怠らなければ、何とかなる事も多分にあって。 高音に苦手意識持ってる理由はこの曲からのことで。 それでも今に至るくらいは歌えてる。 歌う事が大好きだから、取り戻すために少しずつ少しずつまた慣れていった、取り戻した。 少なからずの人たちが自分の声を好いてくれる、気持ちを感じてくれる、とても有難いこと。 歌えるとゆうのは当たり前なことではなくて。 明日、歌えなくなるかもしれない。 それは何事にも言えることで。 なら、ひとつひとつ大切に悔いのないようしてく他ないのだけれど。 人間は当たり前を当たり前にしてしまう。 そんなことは決してなにひとつとして無いのに。 歌えました、唄えてるのかどうかはわからないけど。 ひとつ壁を乗り越えたくて、10年くらい避けてた曲。 とても素敵な伴奏をお借りさせてもらいました。 ありがとうございました。 何処までも続いてくだろう この悲しみの果ては 幼い頃に初めて一人 感じた様な 全部やめてどこかの小さな街で 小さな花を植えても この雨は止みそうにもないね 何を夢見てここまで歩いたの 壊れたガラスでにじんだ指先 振り返れば遥か道の向こう側で 僕等の青い夜が明けて行く もう一度君に会いたい… 明日を踏みつけて目指したあの場所まで

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