nana

CM風声劇「ポミェとペッシェ」
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やばい。これ、楽しい🎶笑 #掛け合い #声劇 #CM風声劇 #台本 #九重なゆの台本 (硝子の音) ポミェ:シェフ・ラ・モールの朝は早い ペッシェ:クックは私達に声をかけるの (足音) ポミェ:「ボンジュール 可愛い ペッシェ」 ペッシェ:「ボンジュール 醜い ポミェ」 ポミェ:糖度の高い甘い言葉が 私達を腐らせていく (音入り) ペッシェ:目が覚めて初めて見たのは、 チャンバーに浮かぶ女の子だった ポミェ:先に目覚めた私がポミェ ペッシェ:後に目覚めた私がペッシェ ポミェ:クックは毎日言葉をかける ペッシェ:クックは毎日言葉をかける ポミェ:言葉の如雨露で芽が育つ ペッシェ:自我という名の芽が育つ (※×2) ポミェ:「ボンジュール」 ペッシェ:「ボンジュール」 ポミェ:「ボンソワール」 ペッシェ:「ボンソワール」 ポミェ:「ア・ドゥマン」 ペッシェ:「ア・ドゥマン」 ポミェ、ペッシェ:「フェ・ドゥ・ボー・レヴ」 ポミェ:その度に酷く私の身体は枯渇したのだ ペッシェ:ある日私は気付いた 彼女の瞳が色褪せ始めていることに ポミェ:「ねえペッシェ、ここから逃げなきゃ」 ペッシェ:「これはシェフの優しさよ」 ポミェ:「そんなのおかしいわ! それならなぜ、ないはずの心臓が傷むの?」 (音入り) ペッシェ:「心臓?ここにあるわ、 今もこうやって私の中で動いている」 ポミェ:「そう…」 ペッシェ:「何をするの、離してよ!」 (首を絞められもがくアドリブ) ポミェ:「かつて記された禁断の果実は 一体どちらだったのでしょう」 ペッシェ:「ぐっ…あなたは…何者なの?」 ポミェ:「何?だって私は「林檎」よ?」 ペッシェ:それはシェフ・ラ・モールにしか分かりません。 ------------------------------------------------------- あらすじ ここはラボ・キュイジーヌ オーナーであるシェフ・ラ・モールはとある実験を行っていた。 そんなある日不可解な事件が起こった ラボから半径十キロ圏内に位置する民家の植物という植物が 次々と枯れていったのだ。木、花、果物… どれも熟れた林檎のように爛れていったのです。 異変に気付いた町の住民がラボに押しかけ、 開いた扉の先にあったものは…? ポミェ:?歳 女 林檎から生まれた実験生命体 チャンバーから先に起きた女の子 シェフの言葉に怯え、 長きに渡る生活の中で朽ちていく身体に焦燥感を覚える。 林檎の如く精神的にとても脆い。 ペッシェ:?歳 女 白桃から生まれた実験生命体 チャンバーから後に起きた女の子 シェフの言葉を信じ、 長きに渡る生活の中でそれは盲信じみたものに変わる。 白桃の如く身体的にとても脆い。 ------------------------------------------------------- 違いを与えないと同じになってしまうくらい 似ている二人のお話です。 でも、違いなんて与えなくても元々違うのに、 おかしな話ですよね。 女の子で書いておりますが 台詞、性別改変等ご自由にして頂いて大丈夫です。 男性もお気軽に挑戦頂ければ幸いです。 お借りしたBGM DOVA-SYNDROMEから 「Destiny」 written by FLASH☆BEAT様 編集:九重なゆ

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