はいえん

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#声劇 #声劇台本 #台本 #落語 #死神 #挑戦状 #蓮夜の気まぐれ お借りしました。どうしても読み切れず後半のみになってます。初めての落語で稚拙ですがよしなに。 ***** 【台本】 ある江戸っ子が金に困って自殺しようとしたところ、死神が現れて「お前、医者になれ」と言い出した。病人の枕元か足元かに死神がいるから、足元にいたら呪文を唱えろ。そしたら病人は治る。ただし、枕元にいるときは何もしちゃいけないと。 それからは医者になって病人をどんどん治す。お金はどんどん入ってくる。 しかし豪遊してすぐ使い果たしてしまう。結局金に困っていると、金満家(きんまんか)の主(あるじ)を助けてくれと呼ばれる。しかし死神は枕元。 そこで病人を布団ごと回し、頭と足の位置を入れ替えて、病気を治してしまった。 ～～～～～～～ここから下をやりました～～～～～～～ お金をたんまり貰って帰ると死神が現れて 「お前……約束破りやがったな。こっちへ来い！」 ズルズル引きずられてドンッと押されてガラガラッ！ すごい数のろうそくが灯っている洞窟だ。このろうそくの長さは人間の寿命で、長いのが赤ちゃん、短いのが年寄り。 「じゃあ、今にも消えそうなこれは、誰のです？」 「それはお前ぇのだ。教えてやろうか、お前、金に目がくらんで病人と寿命を取り替えっこしちゃったんだよ。お前はもうじき死ぬよ」 「冗談じゃないよ！死神さん、ねぇ助けて！」 「命乞いなんてだらしねぇな……じゃあ、このろうそくに火つないでみろよ。上手くつなぐことができたら、このろうそくの分、生きられる。でももし消えたら……死んじゃうよ」 「やる！やるよ！……」 「ガタガタ震えてると消えちゃうよ。あっ、消えるぞ？ ほらほら消える！あーら消える」 「うるさいな、この、このっ……ちょ、ちょっ、あっ！ついたついた！ねぇ死神さんついた！」 「ほぉ～ お前は運のいい奴だな。今日はお前の第二の誕生日だ。おめでとう」 「ハハッ！ありがとうございます。ふぅーっ(ろうそくの火を吹き消す)」 *****