shakin' in the I really write.
(私が本当に書いていることに震えている)
Take me to the what's write?
(私を作詞の世界へ連れて行って?)
歌詞の世界観を考えるのが楽しい曲ですね。
realise(実現)とreal write(本当に書いている)のどっちの方向で考察を進めればいいのか、それとも意味を掛けているのか…。
二つめの英文の方が一つめよりも若干聴き取りやすいので、こちらの意味から考えました。まず、曲タイトルがWHAT'S WRONG?(どうしたの?/何かあったの?)なので、その流れを組んで考えると、
take me to the〜=私を〜へ連れて行って
what's write=書いているもの→歌詞
つまり、連れて行って欲しい場所は作詞の世界になるのかな…と。
WonderはやっぱりWonderlandからかなあ。歌詞に“世界”ってWordも使われてるし、Debutでいきなり作詞の世界に飛び込んだ二人、という風に解釈することも出来る。
歌詞カードの全体を見渡すと(作詞作曲のクレジット表記も含む)、what's wrong wonder words…Wを使ったWordがたくさん使われていることにも気付くと思います。そういった意味でも、writeが自分の中で一番しっくり来ました。PCのキーボードは、使用頻度の高い並びになっているので、打ちにくいQ.W.X.Zは使用頻度の少ないアルファベットになります。
『ELECTROMANCER』の頃に、ラジオの企画で、リスナーが作詞したものに浅倉さんが曲をつけて、たまたまゲストで呼ばれた西川くんが歌うという、“zigzag road”(ユニット名は西川くん命名で、ハロ×4ハロウィーン)という曲があります。その時に、浅倉さんが「何でzigzagってタイトルにしたの?」と聞くと、「辞書のZのところを見て、zigzagっていう言葉を見付けて格好良いと思って、じゃあ、これにしよう。」というような会話のやり取りがあって、辞書で少ないアルファベットから作詞のインスピレーションをもらう、という手法が浅倉さんの中にあったのと、この後DebutしたのがT.M.RやIcemanなのでタイミング的にも有り得るかなあ…と。
一つ目の英文に悩みましたね。
shaking in the=震える。震えます。
I really write=本当に書きます。
と、分割すると意味が通るけど、くっつけちゃうと、多分これ文法的に少しおかしくなるので、意味は何となくで語感優先で取ったのかもしれません。
(私は震えながら書きます。…という意味で英文を作ると、I write it while shaking.と言った感じになると思う。)
shakinの意味を、興奮や心が躍るという楽しさを添える意味にせずに震えるとしたのは、作詞に対する不安もあったのでは無いかと考えたからです。「ベットを抜け出したら 不安は消えるか?」というフレーズも入っているように、不安は、この曲の世界観を考えるキーになると思ったんですよね。What's wrong?も不安そうな人に掛ける言葉ですし。(この考察をじっくり考えてていた時に、実際に私もこの言葉を言われたのが本日のハイライトです…笑。)
「閉じてしまった世界の中」というのも、とても気になった歌詞で、作詞をする為に、閉じることの出来る世界=辞書をたくさん引いて詞を書いたのだろうと思います。
色々考えて、想像を膨らませて、Icemanとして初めての作詞だし、倫くんと伊藤くんが作詞に抜擢されて挑戦した時の率直な感想なのかな?^ ^という微笑ましい世界観に落ち着きました。
伴奏:cyberneticsさん
本日の作業はここまで…💦 いつもお世話になっております✨
コメント
4件
- L
- 昴
- L
- 昴突然のコメント失礼します!私もこの歌詞についてアレコレ考えた事があってLILIMさんの考察とても興味深く読ませていただきました。そして事後報告で申し訳ありませんがフォローさせていただきました🙇🏻素敵な歌声聴かせていただきます✨