nana

【1日1声劇No.102】 雪国とカメラマン【声劇】
10
コメント数0

#コメント嬉しい #拍爆嬉しい #セリフ #声劇 #1人声劇 #声劇台本 #ギャグ声劇 #1日1声劇 ーーーーーーーーーーー この村の電車は何回かしか来ない。 だから、学生達はとても早起きをして、電車に乗る。 僕はこの村の自然に惚れてここに来たので、毎日が素晴らしいくらいに新鮮だ。 今年は去年より早く寒い。 山の霜が降り始め 動きが鈍くなる指に息をかけてシャッターをきる。 あぁ、鍋が食べたい。味噌煮込みか、キムチ鍋。 ん?あれは…… 被写体にカメラを向ける。 猿だ。子猿もいる。 何枚かカメラに収め、満足する。 さあ、何か食べに食堂でも行こうと振り返ると、兄弟であろう少年が二人、まだ湯気の出ているラップに包んだ握り飯を持っていた。 僕の手を取り、それをあるだけ乗せて、おじぎをし、走って帰って行った。 途中であわてて 「名前はー!?」 と聞いたら、遠くの方から木霊のように、おおしまともきーおおしまひかるーと聞き取れた。 そうかそうか。まだ温かな握り飯を頬張り、またカメラを覗きながらこんどこそお礼を言おうと思った。ん、これは…… う 「うまーい!!!」

いいね 1

partnerパートナー広告
music academy cue
0コメント
ロード中