nana

うたかたの
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この企画に参加させていただくにあたり 当初朗読を予定した詩を幾度か読み返していた頃。 私に表現することの楽しさを教えてくださった方の訃報が飛び込んできました。 ふんわりとした歌声、メッセージ性の高い歌詞、 ギター片手に、時にはピアノを弾き、眩いばかりの笑顔で歌う、南の島に暮らしていた彼女をおもいつつ、物語のような詩を書きました。冬という寒い、寂しいというイメージを持たれやすい季節の中で、少しでも、ぬくもりをお伝えできるように意識しました。 彼女の歌をひとつひとつ思い出し、許可を得て、詩の中に彼女の歌の単語やフレーズを少し混ぜさせていただきました。 詩を書くにあたり、特段意識をした点は無かったのですが、自然と言葉が浮かんできました。 また、朗読の際は、エコー類をかけず、自分の地声でありのままを吹き込ませていただきました。 時はうつろい、出会いも、別れも当たり前のようにあるものですが、彼女という雪だるまは、いつまでも暖かな歌声を我々の心にのこしてくれています、歌声の暖かさが雪だるまを溶かしたのではないかと思うほどに。

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