nana

〝ユメノクニ〟〜二「出会うもの」〜
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キ「は、ハピメリー!たいへんだぁぁ!!」 ーしばらくしてー ハ「で、バッドエン達に会ったと…。」 ラ「う…うん。そ、そう言えばお名前…」 キ「あっ!そうだったな!俺はキルラ!」 ハ「私はハピメリーだよぉ」 ラ「私はラキナ。さっきは助けてくれてありがとう。」 キ「大丈夫!にしても、ラキナってどこら辺に住んでるんだ?」 ラ「す、住んで…?こんな不思議なところ知らないよ…。ここはどこなの?」 ハ「あら、ラキナは来たばかりの子なのね。ここは〝ユメノクニ〟」 キ「ユメノクニは忘れた者が来る国だよ。昔から、何か大事な事を忘れてしまった人々が来る国だと言われている。」 ハ「そして、私達も何かを忘れてここに来た…はずなの。」 ラ「はず…?覚えてないの?」 ハ「ユメノクニに来た者はどんどん前の記憶を忘れていく。私も昔にここに来たはずなんだけど、もうここの記憶しか覚えてないの。」 キ「これはしょうがないことなんだよ。ここに来てしまった人の運命さ。」 ラ「そんな…、思い出したいと思わないの…っ?!」 キ「思うよっ!!…でも……思い出せないんだ。今だってずっとモヤモヤしてる。でも何もかも忘れている方が良かったりするんだy…」 ラ「じゃあ、思い出しに行きましょうよ!!」

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