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【古典台本】曽根崎心中 道行【朗読】
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古典の朗読されてる方を見つけて、自分の好きな文を朗読したい!と思って作ってみました。 遊女のお初ちゃんと徳兵衛さんが心中するために森へ行く途中の、とても有名な部分ですが、初めて生の文楽(人形浄瑠璃)見た時泣きました…。 本当に美しい日本語だなぁと読むたび、聞くたび、観るたびに思います。 ぜひ読んでみてください♪ 多分時間は大分余るかと…。 ※読みやすいように句読点は変えています。 ―――――――――――――――――――――― 此の世の名残、夜も名残。 死に行く身をたとふれば、あだしが原の道の霜。 一足づつに消えて行く、夢の夢こそあはれなれ。 あれ数ふれば暁の、七つの時が六つなりて、残る一つが今生の、鐘の響きの聞き納め。 寂滅為楽と響くなり。 鐘ばかりかは、草も木も空もなごりと見上ぐれば。 雲心なき水のおと、北斗はさえて影うつる、星の妹背(いもせ)の天の河。 梅田の橋を鵲(かささぎ)の橋と契りていつまでも。 我とそなたは女夫星(めおとぼし)。 必ず添ふとすがり寄り、二人が中に降る涙、川の水嵩(みかさ)もまさるべし。 ―――――――――――――――――――――― 音源はH/MIX GALLERY様よりお借りしました。 #和風台本 #和風 #古典 #古典台本 #朗読台本

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