
【声劇台本】遥かなる時の中で
人の子【 】様 識【 】様 BGM【ゆずちゃ】様
群青屋台本をご利用の際は 《あとがき》を必ずお読みくださいますよう よろしくお願いします。 神が人を創ったか 人が神を創ったか 戦へ向かう者あれば己は勝利を 家の者はその無事を祈る 地震、雷、火事、大山嵐 人は天災を恨めど 日照りが続けば雨を呼ぶ 万物に神が宿るとされる日本では 人の祈りが神を創る そうして生まれた稲荷神と一人の人間の話 -------------------------------------------------- ◇「識様...」 ◆「久しいな、人の子」 ◇「....社が、取り壊されると聞きました」 ◆「そのようだ」 ◇「あなたは、どうなってしまうのですか」 ◆「さぁな」 ◇「識様っ」 ◆「....人間とは勝手な生き物だ。神を信じ、崇めていたかと思えば、そんな想いは時の流れと共に風化していく」 ◇「返す言葉もありません」 ◆「だがな、私は人間のその身勝手さが好きなのだ」 ◇「...幼きあの日、私はあなたに救われた。 その御恩を...返したいのです...っ」 ◆「もう、十分さ」 ◇「...え」 ◆「もう随分と昔に、神社が壊され、この社に身を移した。幾度もの季節を巡り、薄れゆく信仰の中で、お前だけが毎日この社に手を合わせに来てくれた。今、私が在るのは、お前のおかげだ。だが、依代が壊されれば私はこの身を保つことはかなわぬだろう」 ◇「っ...」 ◆「さらばだ、愛しい人間の子よ」 ◇「...っ識!!!」 ◆お前のくれた名を、私は誇りに思うよ _____________________________________________________ 《あとがき》 人の子:幼少の頃に、狐に命を救われた それから山で狐と遊ぶようになり名を付けた 子はやがて大人になり その狐が神使の類なのだと理解する それからは恐れ多いと線を引き 参拝として山へ登ることとした 「もう、五つ六つの童ではありませんよ」 識(しき):稲荷神(豊穣の神) 昔は荘厳な神社が建てられたが いつからか人に忘れられ、寂れ いとも容易く取り壊された 跡地に建てられた社にさえ 参拝客はいなくなる 今、識を繋ぎ止めているのは たった一人分の大きな信仰心 「人間など、いくつになっても子供だよ。それがたとえ、今際の際であってもな」 ご利用の際は一言お願いします 性別不問、一人称、語尾改変等 話の筋にそったアドリブならご自由にどうぞ タグ編集も自由ですが 主の検索用に「群青屋台本」は残して頂きますよう お願い致します ※コラボ先への台本の転載は御遠慮ください 伴奏者様への拍手、コメントも 忘れずにお願いします BGM: ゆずちゃ様より 【BGM】君に逢いたい お借り致しました #ゆずちゃ #BGM #台本 #声劇 #和風 #掛け合い #声劇台本 #2人声劇 #掛け合い台本 #シリアス #群青屋台本
