nana

初夏、殺意は街を浸す病のように
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低い方 喧騒 青すぎる天井から逃れて 狂ったように冷えた箱の中 煙を喫む蘭服に睨まれて 自分が酷く愚かしく思えた コンクリートの上で気化する想像がやけに生々しい 今日も渋谷の喧騒が灰に帰す夢で眠りに就く 君のその声が過去になる前に 僕を殺してくれないか 夏に毒されて茹だった頭で それなりの愛を歌っている

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