
鶯丸 Happy End
「そうね。貴方の方が霊力も強いし、お願いするわ」 「あぁ。主、感謝する」 そう言って、彼はゲートを開ける準備にかかった。こんのすけの合図に合わせて、本体である刀を空間に刺して霊力を流し込みながら刃をどんどん入れていく。 「鶯丸殿、開きそうです?」 「……あぁ、っ、もう少しだ……ッ」 やはり力任せなのか、手が少し震えていた。その様子を見ながら、「頑張って、お願い」と呟くと同時に、空間が割れる。 「わ、割れた……」 「おお! 思ったより早かったですね〜!」 さぁ行きますよとばかりに、管狐が先にその切れ込みに入る。私もあとに続こうと、切れ込みに入ろうとしたとき。鶯丸の足音が、聞こえてこなかった。振り返ると、その場から動こうとしない鶯丸の姿があった。 「なんで入らないのよ?」 「いや、俺はここに……」 「何言ってるのよ、貴方も帰るの! 貴方も私の大事な、【仲間】なんだからね!」 鶯丸の腕を引き、半ば強引にゲートをくぐる。その瞬間、視界が真っ白になった。 ◇ ――目に刺さるようなまぶしさで、目が覚めた。ここは、私の部屋……? 「気づいたか、主」 声のした方を向くと、そこには鶯丸の顔がある。名前を呼ぶと、彼はいつもの通りに、笑ってくれた。 「良かった……ちゃんといつもの鶯丸ね……」 「あぁ。主が取り戻してくれたんだ。ありがとう」 * Happy End * Thank you for playing! → https://nana-music.com/sounds/04476b1b/
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