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同田貫正国  Dead End
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この本丸も、もうすぐで終わる。 簡単に言おう、これは、想像出来る中で最悪の結末だ。 審神者は、俺達の主は死んだ。 俺が今剣に本体を突き立てた時、異常は起きた。主の腹は、今剣のそれと同じように裂けた。同じ死を、鏡で映したように。 巴形薙刀から、ある話を聞いた。 ある時、主と巴形が会っていたこと。お互いに気がつかず、瘴気が移っていたこと。瘴気を和らげる為に、せめて楽に、と自身をへし折るように歪めたこと。その結果、主の記憶から巴形についての瞬間的な記憶が消え失せたこと。 そしてこうも言った。 へし折るのは一番やってはいけない選択肢だった。繋がりを切るために歪めたが、むしろそれは、今剣の瘴気に結びつけさせることになった、と。 俺は責めなかった。その場所で何があったのかは知らねえし、もっと言うなら、それを見抜けなかった俺の責任だ。 俺はあの事件で、二人の家族を殺した。 主と、今剣。 この本丸が解体され、俺達が還り、消え失せる時まで、きっと俺は、二人の影を見続けるだろう。 すまなかった。 *Dead End * continued? → https://nana-music.com/sounds/040bbbe4/

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