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エルベール
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□ルート・アウリアス  ♂ 16歳 光の力  このお話の主人公。  街で配達のアルバイトを  している、ごく普通の少年。  優しく、他人思いである故に  つい自己犠牲してしまいがち。  また女の子と接するのが苦手で  距離の近いアノンに困惑している。  声 高○○●●○○低  女性のしっかりした少年声が望ましい 「これからお世話になります、ルート・アウリアスです。えっと……気軽にルートって呼んで下さい。よろしくお願いします」 「そんな、俺が異能者だなんて……!だって、異能者は産まれた時にわかるんだろ!?それで、ヴェインに引き渡される……俺は今まで力なんて使ったことないのに……!」 《自分が異能者であると判明した時》 「や!そ、その…………あの…………ち、ちかい……って……。それに、目のやり場に困るし…………ああいや、違うって!見てない!断じて見てない!!」 《顔を真っ赤にして》 「……俺、決めました。証明のために、戦います。俺は…………化け物なんかじゃない。それを、ヴェインに……世界に、証明してやるんだ。"俺たちは、人間だって"」 ■アノン・バースタ  ♀ 15歳 風の力  とにかくいつもにこにこ明るく  天真爛漫で破天荒。後先考えない。  今が楽しければオールオッケー!  人との距離が近く、初対面でも  ぐいぐい近寄り、敬語を使わない。  仲間をとても大事に思っている。  声 高○●●●○○低  少年寄りの明るい声  かわいさよりも自然なトーン、  元気の良さが大事。 「そうだった!ねぇねぇ、お手柄でしょ?偶然ぶつかちゃっただけなんだけどさ、仲間を見つけちゃったんだよね~♪」 「誰だっていきなりこんな力を手にしたって、使い方なんてわからないでしょ?だから、異能者による大虐殺って言うのも、ただ力が暴走してしまっただけだと思うんだ。誰も、人を傷つけたくて傷つけたわけじゃないって、ボクはそう思いたい……。って、なんか気持ち下がっちゃったね。さ、気を取り直して特訓特訓~♪」 「まぁ、皆みたいにヴェインを許せないとか、潰したい!って気持ちでここにいるわけじゃないけど、でもやり方は間違ってると思う。異能者だって、普通に暮らせる方法はきっとある。君と同じ。そう、信じたいよね」 「ルート!しっかりして!こんなの君らしくないよ!いつものルートに戻ってよ!ど、どうしよう……わたし、どうしたらいいの……!?」 《後半は半泣き状態》 ■シア・マリエニス  ♀ 17歳 火の力  歳のわりに少し大胆な格好。  イヴァンのことが好きで、  双子を見分けられる唯一の人物。  キツめの口調と態度で苦手に  思われることが多いが、  以外と人助けを自らやる善人。  声 高○○●●○○低  キツさと威圧感のある声 「何驚いてんのよ。……ああ、安心して。ここには異能者しかいないから。…………って、もしかしてあんた、自分が異能者だって知らなかったの?」 「なんでイヴァンとリヴァンを見分けられるかって?当然よ!全然違う顔してるんだから!イヴァンはね、リヴァンより鼻筋が高いの。それに眉も少しだけ細いし目の形も違うの。それから笑うときにすごく柔らかい、子供みたいな顔をして…………って!何言わせてんのよ!!これじゃああたしがイヴァンのことを……す、好きみたいじゃない!!」 《前半は楽しそうに、後半は照れて》 「決まってるでしょ!助けにいくのよ!あたしは一人でもいく。あんたたちは先にいって待ってて!」 「よく言うわね。本当のことは隠してるくせに。あんた、全部知ってるんでしょ?あたしたちがどうしてこうなったのか」 ■メルシュ・フローラ  ♀ 19歳 氷の力  かわいらしく幼い見た目を  しておりあざとさが目立つ。  が、男には全く媚びずかわいい  女の子をひたすら愛でるのが趣味。  特にエアリィとアノンを可愛がる。  あまり隠し事はせず、思ったことを  そのまま言ってしまうタイプ。  声 高●●○○○○低  とにかくかわいく、甘い声  怒るときは全力で 「残念だなぁ。チカが女の子だったら、かわいがってあげるんだけど……。はぁ?当然でしょ。女の子はかわいい生き物なの!男じゃダメ!ダメダメのダメー!」 「はぁ~~やっぱりリィたんはさいっっこーにかわいいよぉぉ。はぁ…………一生撫でくり回していたい……」 「女の子は!清楚で!可憐で!神聖なんだよ!だからシア!君はダメ!そーんなえっちな格好した女の子なんて……メルは認めないもーん!あとおっぱいでかすぎー!」 「はぁ?まさか……アノンのこと好きなんじゃないよね?そんなのゼッッッッタイに許さないから!アノンはメルのものなんだから!今後一切、アノンには近寄らないで!いい!?わかった!?」 □ジェイデン・エポル  ♂ 21歳 草の力。  異能者組の料理担当。  かなり料理が上手く、自身も  作るのがとても好き。  いつも笑っており、陽気で明るい。  細かいことはあまり気にせず  基本笑って吹き飛ばす。  だが怒られるのは苦手で、  シアやトイルの機嫌が悪い時は  近付かないようにしている。  声 高○○●●●○低  男性推奨。とにかく陽気に。 「よぉ、ようやく落ち着いたか?いきなりさんざんな目に遭ったな。はははははっ!けど、俺の特製チャーハンを食えば元気が湧いてくるはずだぞ~!料理のことは、俺に任せてくれ!」 「ま、異能者に当たりが強い世の中だけど、こうやって楽しくやれてる。常に危険と隣り合わせってのは間違いないけど、どんな状況だろうと前向いてりゃなんとかなるってな!だからお前も、そんな顔すんな」 「あちゃ~……まーたやり合ってんのか、あの二人。えっ、俺に止めろって?無茶言うなよ~巻き込まれるのは勘弁だって~」 □イヴァン&リヴァン  ♂ 18歳 影の力。  見分けがつかないほど  そっくりな双子。  人をからかって遊ぶのが好き。  いつも突然現れ、突然いなくなる。  物事は傍観するタイプ。  イヴァンの方が子供っぽさがある。  リヴァンが兄。イヴァンに依存。  声 高○○○●●○低  男性推奨。棒読み気味。  あまり抑揚をつけずダラダラ喋る ※声の近い二人を選ぶか、  最悪一人二役となります。 「おれイヴァン。いや、リヴァン。いやいやイヴァン。そうじゃなくて、リヴァンだって。あれ?どっちだっけ?ねぇ、おれはイヴァンだと思う?それとも、リヴァン?」 「見分けられるだけだよ。別に、すごくもなんともない。だって、オレなのがオレで、そうじゃないのがリヴァンだから。簡単なこと。わからない方がどうかしてる」 《少し嫌みっぽく》 「オレたちからは逃れられないよ。動けないだろ?どうだ?思うように動けない気分は。そのまま仲間が死んでいくのを見たいか、自分が殺されるのを見て欲しいか。ねぇ、選んでよ」 「黙ってろよ。オレじゃないくせに何がわかる。そうやって善人面して、触れてほしくないとこズカズカ踏み込んでこられても迷惑なんだよ。消えろ」 《声を荒らげず、怒りを込める》 □アル(アルトレット)・ヴィルヒル  ♂ 13歳 音の力。  少し内気で控えめな性格。  過去に友人を裏切ったことが  あり、そのことを悔いている。  色んなことを考えてはいるが  その考えの1/10ほどしか  発言ができない。  主催が担当します。 「あっ、は、初めまして……。えっと、アルトレット・ヴィルヒル、です。あの……みんなからは、アルって呼ばれて、ます。よろしくお願いします」 「フルートです。小さい頃から吹いてて……まさか、戦いに役立つとは思ってなかったんですけど。……笛も、よく友達が褒めてくれたんです。…………もう、いなくなっちゃったけど」 「ルートさんは……僕に、勇気をくれたんだ!君と向き合わずに逃げ続けてた僕に…………強さをくれた!だから僕は、君と…………君と、戦う!」 「わああぁぁ!?び、びっくりした……。もう、驚かさないでくださいよ~!幽霊とか、ほ、ほんとにダメなんですからぁ!」 ■エアリィ・セラーノ  ♀ 14歳 癒の力  とにかくふわふわしており  かわいらしく少女らしい少女。  とても寛容でなかなか  腹を立てず、常にお花が  飛び回っているような、  妖精のような存在。  声 高●●○○○○低  とにかくふわふわかわいく  ロリ可 柔らかい声 「わたし、ずっと守られてたから……これからはみんなのこと守れるように、がんばるね!えへへ、ありがとうメルちゃん。わたしもメルちゃんのこと大好きだよ」 「だ、大丈夫!?今治すから……すぐ、痛くなくなるからね……!……どう?大丈夫?……よかったぁ。ケガしたら、いつでも治してあげるからね」 「ほんとは、戦いとかまだ……怖くて。誰かが傷付いたり……死んじゃったりするのは……考えるだけでも、すごく怖い。でも、行動しないと変わらない。怖がってるばっかりじゃ、見て見ぬふりしてるのと同じだよね」 「助けたかった…………助けたかったのに……ッ!!仲間も救えないなんて…………こんな、力……!!わああぁぁん……なんで…………なんでぇ……!やだよ……こんなの、やだよぉ……!」 《泣きながら》 □トイル・レニックス  ♂ 23歳 地の力。  言動が常に荒々しく、横暴。  誰にでもすぐに噛みついてしまう。  特にシアとはかなり仲が悪い。  とにかくヴェインを潰す  ことを真っ直ぐに考えている。  破壊衝動があるため、戦闘では  周りを気にせず暴れまわる。  声 高○○○○●○低  荒々しく迫力のある演技 「あぁ?新入りだぁ?またシケたやつが来やがったな。せいぜい俺のジャマになるようなマネはすんなよ。とくに、やり合ってる時はな!ジャマしやがったらお前からぶっつぶす!」 「親ってのはバカでよぉ。どんな息子でもかわいいらしい。散々クズだってののしってたくせに、かばいやがったんだ。そのせいで死にやがったがな。守れもしねぇくせに、無駄に死にやがって……」 「うるせぇ!俺に指図すんじゃねぇ、クソ女!いいかげんだまらねぇとぶっ殺すぞ!」 「俺はとにかくテメェらヴェインを全員ぶっころせればそれでいいんだよ!他の異能者だの、人間だの世界だの!俺には関係ねぇ!死ねぇーーー!!!」 □ハルシ・レッドガーデン  年齢不詳 ♀ 現の力。  大人であるが非常に子供の  ような言動で、チカやアノンらと  一緒にいても違和感が全くない。  一言で言えばだらしがなくのんき。  食べることが好きで、胃能者で  ありながらあちこち食べ歩きに  出かけることが多い。  昔は有名な絵描きだったが、  自分に異能の力が目覚めてから  画家をやめ、姿を眩ましていた。  基本的には戦わず力も使わない。  声 声高●●●○○○低  お姉さん感はあるが喋り方は  子供っぽく、興奮気味。  感情のままに生きているかんじ。 「ん、んん~!?もしかして君が新入りくんか!?ほぉ……すごい力を持っていると聞いていたが……こう、ズバーンと海を真っ二つにできちゃったりするのか!?すごいな!」 「うんうん、うまい!やはりジェイデンの料理は最高だなぁ~♪ぜひ店を開いてほしいくらいだ。そうだっ!今度ブエルノで肉祭りが開催されるそうなんだが一緒にいかないか!?……にひひ……想像するだけで、ヨダレが……じゅるっ……」 「ちょっと待て!胸の大きさで女性を語るとは……許せん!行け、メルシュ!かかれーっ!チカ!思う存分暴れてよし!私も、参戦だっ!!」 「なんだ、私のことを知っていたのか。すごいだろう、私の絵は。………………でも、今はもう描かないんだ。……私は、戦いのために絵を描きたいんじゃないから」 《前半は意外そうに、得意げに。後半はさみしそうに》 □チカ  8歳 ♂ 雷の力。  記憶喪失の少年。  明るく元気でわんぱくそのもの。  エアリィと仲良し。  みんなに可愛がられているが、  守る必要がないほど強い。  とてもすばしっこい。  声 高●●●●○○低  わんぱくさがあればOK。  8歳だが12歳くらいの声で。 「よっ!おれ、チカ!よろしくな!おれ、自分の名前いがいしらねーんだ。でもカンケーねーだろ?おぼえてなくても、おれはなんとも思ってねーぞ!」 「へへッ!こっちだこっちだー!ぜんぜんおえてねーぞー!よっと!そんじゃそろそろこっちから……それっ!ビリビリーー!」 「……………………そんな…………チカって…………うそだろ……!?うそだ…………なんで、今までわすれて……ああ…………ああああああ!!!」 「おれ今まで何のために戦ってるのかしらなかったんだ。ただ、エルベールにいて、みんなが戦ってるから、楽しかったから戦ってた。でも今はちがう。おれは、理由を見つけた」 ■フィレン・ソジャ  ♀ 14歳 念の力  いつも人の後ろの陰に隠れて  生きているネガティブ少女。  常に物事を悪い方へ考えては  一人で頭を抱えている。  しかし一度力を思いっきり  放出したいという願望もあり  「こうするとどうなるんだろう」  という行動結果への好奇心が強い。  声 高●●○○○○低  あまりハキハキ喋らないかんじ  だがボソボソでもダメ  ネガティブ時は思いっきり  パニック状態に。 「こ、こんにちは……。あー……えっと……ご、ごめんなさい!わたし、人の名前を覚えるの苦手で……。いつもこうなんです……ほんと、第一印象最悪ですよね……こんなの嫌われちゃう……」 《……ほんと、からはかなりテンションを下げて》 「えっ……おいしい……おいしいですか!?や、やったぁ……!あははっ……が、がんばって作ったんです~!わたし…………ハッ!!待って…………これはきっと気を使ってくれてるんじゃ……そうだ、そうに違いない。二口目なかなかいかないし、ていうかずっと噛んでる…………ヒイイィィッ!も、もしかしてビスケット生地よりクッキー生地の方がよかった……!?あ、あわわわ……いや、そもそも味付け自体がよくないのかも口に合わないんだきっとどうしようどうしようどうしようどうしようブツブツブツブツブツ……」 《ハッ!!からの切り替えが重要》 「わたし……一度でいいから思いっきり力を使ってみたいって思うんです。きっと楽しいんだろうなぁって。ち、違うんです!それで悪いことをしようとか思ってないし、人が傷ついたりするのは嫌なんですけど……!でも……興味ありませんか?抑制された、力の解放って」 「はあああぁっ……!め、目が合っちゃった!どうしよう、どうしよう~!あれから意識しちゃって全然顔が見れないよぉ~!」 《心の声。ひたすら乙女に》 □エリオット・ルーナ  ♂ 17歳 時の力。  物凄く人が良さそうで優しそうな  見た目に反して言葉が強め。  しかし裏表があるわけではなく  単に見た目と中身にギャップが  あるというだけのひねくれもの。  かなりのめんどくさがりのため  人の頼みもすっぱりと断る。  協調性の欠片もなく、また  仲間意識もとても低い。  声 高○●●●○○低  男性であれば少し高め、  女性であれば少し低め。  淡々としており波が少ない。 「ああ、どうも。そういえば新入りが来るとかなんとか言ってましたね。俺はエリオット・ルーナ。年下なんだからちゃんと"エリオットさん"って呼んで下さいね。まぁ俺はあんたの名前を覚えないけど」 「おい冗談だろ。なんでわざわざヴェインの奴らがわんさかいるところに出向かなくちゃいけないんです?悪いけど俺、誰が死のうが知ったこっちゃないんで。助けたきゃご自由に。あ~お仲間ごっこ素敵だなぁ」 「そうですね……だったらそうすればいいんじゃないですか。いつも目障りなんでその方が俺も助かりますし。あ、泣かないで下さいよ?めんどくさいので」 「おい。ボサッとしてないで行くぞ。お前の力、信じてやるから全力でサポートしろ!」 《後半は熱めに》 □リーク・コルフィルド  ♂ 11歳 水の力。  歳の割りに落ち着いており  クールというよりぶっきらぼう。  他人に心を開かず一定の  距離を保って接する。  一人でいることを好み、  なるべく人と関わらない。  声 高○○○○●●低  女性の低い少年声  大人びた喋り方だとGood 「知らないね。あんたたちには関係ないだろ。とにかく僕たちに助けは必要ない。分かったらさっさと帰ってくれる?」 《冷たく》 「黙ってろよ!余計なお世話だって言ってるだろ!?僕たちはうまくやってるんだ!このまま三人で暮らしていくんだ!この暮らしを奪うって言うんなら、お前らだってヴェインと同じだ!」 《激しい怒り》 「僕に手を出したことを後悔するんだね。生に必須な水も、操れるとなると凶器になるんだよ?あんたたちにもたらされるのは恵みの雨じゃない。苦しんでいけるよう気を付けるから、感謝してよね」 「ちょっと、そんなこと頼んでないだろ。はぁ?喜んでる?バカじゃないの。僕はあんたみたいに子供でも、単純でもないんだよ。全く、酷い勘違いだね」 □シルヴァ・ロードロス  ♂ 36歳 星の力。  異能者組織エルベールの  設立者にして、一応のボス。  柔和な態度でとても組織の  リーダーとは思えない風格。  本来は戦うことも好きではないが  自分と、同じ境遇の仲間たちを  守るためにエルベールを作った。  組織員たちからはあまり慕われて  おらず少々頼りなさが目立つ。  声 高○○○●●○低  男性のみ。  優しそうな穏やかな声。 「君がルート・アウリアスくんだね?いやぁ、待ってたよ。無事に到着してくれて嬉しい。皆も、無事に帰ってきたね。本当によかったよ。私はシルヴァ・ロードロス。一応、エルベールの責任者をやっているよ」 「あはは……。私はこんな感じだし、皆からあまり頼りにされていないのも分かってはいるんだけど……。やはり、戦いや争いは好きではなくて。それでも、皆を守るために私は立ち上がらなくてはならなかったんだ」 《後半は真剣に》 「いや、すまない!そんなつもりでは……ちょ、ちょっと落ち着こうか!?話せばわかる!落ち着いて、落ち着いて……!ぎゃあああああ!!」 「……ああ、とても素敵な覚悟だね。その…………どうか、その眩しい心を持ち続けてほしい。これから何があっても、何を……知っても。」 《少し動揺しているように》

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