サキ

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「一期一振は何故ここにいるんだ？」 一期一振「私は気付いたら此処に…」 彼も私と同じなのかと考える仕草を見せる、彼はそんな私を見て首を傾げているが今はそうしてる場合ではない。 私は今やることを口に出した。 「兎に角、私達が出来ることはただ出口を探すこと、これをしないと意味が無い…一期一振、私と出口を探してくれないか？」 と言えば一期一振はコクン、と頷いた。 それから私達は厨房、広間、中庭…と外に繋がっている場所や部屋を調べ尽くした、だが外に繋がるゲートはない、私達の顔も最初より、険しくなっていた。 普段のストレスもあり私の血圧は上がりに上がっていき、一期一振から心配な目をされる様になっていった。 → https://nana-music.com/sounds/0442f023/