
へし切長谷部
最近になって考えるのは どうしたらこの日常を辞められるかだ。 この日常には嫌気しかささない。 自分の阿呆さ加減にもなかなかに腹がたつ。 この日常から抜けだすというより もうただ辞めたい。これに限る。 この日常を経験しなくなるのならなんでもいい。 虚無だけの世界でもいい。 今と比べればそれは非日常だから。 長谷部の言う通り、この先にあるのは地獄だった。 退屈、日常という地獄。 あぁ、そっか。 私は気づいた。 なら、早速実行に移そう。 そうした時だった。 ピンポーンと呼び鈴を鳴らす音が聞こえた。 呼び鈴に答える → https://nana-music.com/sounds/044220bb/ 呼び鈴に答えない → https://nana-music.com/sounds/04422cc6/
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