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へし切長谷部
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あの謎の事件に巻き込まれてから審神者は辞めた。 自分の本丸にいた刀達には可哀想だが、あんな経験をすると 本丸が少し怖いのだ。 引き継がれた審神者も良さげの人であったから、きっと本丸のみんなも幸せになっていることだと勝手ながら思っている。 話は変わるがあの事件は未だに起きてるらしい。 審神者を辞め、現世にいると言っても、友人は審神者や元審神者ばかりだ。 必然的に情報は流れてくる。 何故、あの事件が起きているかは政府曰く謎だそうだ。 まぁ、もうわたしには関係のない話だ。 現世で普通に平凡に生活しているのだから。 ただいつも私は虚無なのだ。 元の世界に帰る事を望んだのは私なのに、元の世界に何一つとして魅力を感じないのだ。 否 前の世界、あの不気味で忌々しい、あの怖かった世界にどこか憧れを持っているのだ。 非日常を求めてしまうのだ。 あの非日常を経験してしまうと、この日常が退屈で仕方がない。 味のしないスープを飲んでいるのと同じなのだ。 → https://nana-music.com/sounds/0442254f/

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