
へし切長谷部 Bad End4
とある短刀の思い
リモコンは大広間の机の上にいつも置いてある。 取り敢えずそこを目指さなくては。 あっ、あった! 発見したのも束の間、何故だが息苦しい。 あぁ、誰かに口と鼻を背後から押さえつけられている。 『あるじさまにすてられるのはいやだ…ずっといっしょがいいんです』 なんだ、私の大切な刀じゃないか。 おや?腹部の方も温かい… 審神者の腹部は押さえつけた者の物で突き通っている。 着物がじんわりと紅く染まっているのがわかる。 なんだ。この刀身…君かぁ 背後から刺すだなんて卑怯だな。何で君が私を刺したのか分からないまま あの世へ行くのは寂しいな。 審神者は動けない口の代わりに声を出さずに心で言った。 ごめんね、長谷部。 もう審神者はそこに居なかった。 * Bad End4 *
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