
三日月宗近 Bad End3
紅く染まる月
「三日月、逃げよう。此処は危ない。」 此処にはもう私たちの味方はいない。誰もが敵で、私達の命を狙っている。本当はみんな助けたいけれど、私にその力はない。だから、せめて三日月と。そして逃げ延びた先で、新しい本丸を作ろう。大丈夫、きっと元通りになる。 「相分かった。」 そう頷き、微笑んで私に歩み寄り、頬を撫で、しっかりと私を抱き、しめる三日月の瞳は、とても優しく、美しく輝き、 そして、血のように紅かった。 * Bad End3 * continued? → https://nana-music.com/sounds/040bbb19/
0コメント
ロード中
