
三日月宗近
深い蒼に浮かぶ月
恐る恐る襖を開くと、そこには三日月宗近が居た。 夜空を映す瞳にはしっかりと三日月が浮かんでいて、私を見て柔らかく微笑む彼の姿に、安堵からその場に座り込んでしまった。 「ずっと一人で心細かったろう。」 そう言って私の頭を撫でる手の暖かさに泣きだしてしまいそうになるのを堪えて、彼を見据える。 「ここから脱出しないと。」 三日月にそう告げれば、彼は小さく、だがしっかりと頷き、私に返す。 「あいわかった。しかし、何処から抜け出そうか。」 私は目覚めてすぐに石切丸と出会って、逃げ回っていたのでここが何処かも分からない。探さなければならない場所は沢山ある。まずは…… 出口を探す → https://nana-music.com/sounds/043d7ec3/ こんのすけを探す → https://nana-music.com/sounds/043d819f/
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