nana

【声劇台本】Calling for rain
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○01:28 彼はまるで太陽に愛されているかのよう ●01:25 彼女はまるで風に揺れるナスリーンだ ○01:22 真剣な眼差しが リズムをとる指先が ●01:18 うだるような広場に 踊り咲く花々 ○01:15 遠く異国へ置いてきた面影と重なる ●01:12 一際美しいジプシーが風を見送るその先で ○01:08 乾いた風が足元を吹き抜けるその先で ●01:05 ベール越しに目が合った ○01:03 ウード弾きが手を止めた ●01:01 言葉は要らない ○01:00 ずっと雨を待っていた ●00:58 なびくショールが誘うまま 細い路地を進み行く ○00:54 乾いた胸を 潤すような ●00:51 悲しげな瞳が こちらを見て たまらず ○00:47 あの日 あの人がしてくれたように 誰か ●00:42 腕を引き 石の壁に組みしだいた ○00:38 腕を引き 抱きしめてくれやしないかと ●00:34 柔い髪に ムスクが香る ○00:31 なされるがまま空を見上げた ○●(一緒に)00:27 降り出す、雨 ●00:25 不意にここまでだと悟る ○00:23 遠く市場であがる歓声 ●00:21 緩く肩を押され身を引いた ○00:19 緩む腕から抜け出して ごめんなさいと呟いた ●00:14 やがて踊るような人混みに紛れて彼女を見失う ○00:10 知らない街から知らない街へ ●00:08 あんなに待ちわびた筈の雨が ○00:05 忘れるために わたしは踊る ●00:03 彼女を奪って 行ってしまう ___________________ ※ナスリーン…アラビア語で野ばら ※ジプシー…特有の音楽文化を持つ移動型民族(ベリーダンス他) ※ベール…透ける布 顔を覆って日焼けや塵を防ぐ ※ウード…アラブ諸国の弦楽器 リュートに近い ※ショール…肩腰頭に巻く布 ※ムスク…甘くて粉っぽい香りの香水(麝香鹿の分泌物) 言葉の通じない者同士が互いの視線だけでどうこうなりかける話。交差する朗読のようなものをイメージしました。年齢や言葉遣いはご自由に。 リズムにノる必要はありませんがBGMをよく聴いて節々だけでも合わせていただけると嬉しいです。目安に秒数書いていますがこれが必ずしも正解というわけではありません。台本に忠実にと固くならず自分なりの演技や呼吸を大事にたっぷりと読んでください。時には言葉の端々が触れてしまうのも面白いと思います。 My heart's in a drought, please give me the rain. (Calling for rain/ Kingsglaive) #台本 #声劇 #掛け合い #声劇台本 #2人声劇 #掛け合い台本 #Simezoオリジナル #BGM #アラブ

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