仄色 うるは

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今回はユツキさんの台本をお借りして読ませて頂きました。 低い声で頑張ろうとして見事撃沈しましたとさ← -台本- 待て、待てと言っている！！！ 手を離せ？離すものか！！離せるものか！！ わかってるのか？！これからお前は死にに行くようなものだってこと！ 戦場として最も過酷(かこく)な最前線、それも半分負け戦(まけいくさ)の状態で、前線の押し下がりを食い止めるための駒(こま)として向かうことになるんだぞ！！ 落とされれば責められ、守りきったところで賞賛(しょうさん)はない、仮に命があって戻ったとしても得など何もしない、既に死に体(しにてい)の場所…。 わかってるならなんで……なんであのとき立候補なんか……。 ……っ、そんな理由でお前を行かせられると思ってるのか？！ そんな理由だけで、そんな理屈だけで私が納得できると思ったか？！ 例えどんな正当性(せいとうせい)があろうと私は許さない！！ ……だがどうしても、お前は行くんだな。 だったら一緒に…ついて行く。 私もあの場所にお前とともに向かう。 それがこの手を離す、最大の譲歩(じょうほ)。 ……許さないだと？ 勝手に決意していたお前に言われる筋合いなどない！！ もう、一人置き去りにされていくのは嫌なんだ…！！！！ お前まで私を置いて、いくな……！！！！！！！ #かっこいい #切ない #台本 #一人用台本 #一人台本 #声劇 #一人声劇 #声劇台本 #ユツキの台本 #仄色うるは