
【1日1声劇No.7】妾は決して其方を忘れはせぬ…【和風台本・一人声劇】
【スズキひつじ】×みわたか with spoon
狐の獣人様を意識して読みました。 #一人声劇 #1人声劇 #声劇 #和風 #和風声劇 #切ない #悲しい #恋 #ジゼル台本 #nana民繋がりませんか #1日1声劇 ーーーーーーーーーーー 其方(そなた)は妾(わらわ)のことを憶えているだろうか…。 永い、それは永い年月を生きてきた。永遠とも思える程の年月をな…。 だがそれだけ生きてきても、妾の姿形(すがたかたち)は何等(なんら)変わらぬ。周りだけが変わってゆくのだ…。 其方は歳をとり、妾とは違う道を歩んできた。 …妾とは違う者を選び、契り(ちぎり)を交わし、今其処(そこ)に居る…。 倖せ(しあわせ)だったか…?妾と伴(とも)に生きていればなどと思ったことはなかったか…? いや、愚問(ぐもん)だったな。其方は妾のことなどもう憶えてはおらぬだろうよ。 そう、もうすぐ消える其方の命の灯火のように妾のことなど…其方の記憶から…。 いや、ほんとは記憶の片隅でもいいから憶えていてくれたのではないかと思うのは、妾の自惚れ(うぬぼれ)だろうか…。 あぁ、今日も雲一つない綺麗な夜空よの。 …また一つ、星が消える…。
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