嫌われ者の詩
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最後の伸ばしが気に食わなかったけど 致し方なし。 時間的に限界 誰にも疎(うと)まれたくないと思った ガラスの向こう側じゃ何処にも 僕の味方など誰一人居ないと思った 価値の無い言葉を羅列した 認めて欲しいと思っていた 誰かを傷付けたって構わないと思ったはずなのに 今 僕が居なくなっても それで世界が廻るのなら それはそれで別にいいさ なんてとても言えないさ 例えどんなに情けなくても まだここに獅噛(しが)みついてる 女々しい嫌われ者の詩 書き殴るように吐き捨てるように問いかけた
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