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刀剣乱舞脱出ゲーム企画
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下手に動いてばれてしまったら怖い。私は、息を潜めてじっと障子を睨みつけ、待機することにした。 隣から、石切丸の動く気配がする。 1歩、1歩。 彼がこちらを去ることを祈る。 祈りが通じたのか。その足音はだんだんと反対側へ向かっていく。 よかった。 ほっと一息をつく。なんとか彼と居合わせずにすんだらしい。 が、それも束の間のことであった。 「主」 そう、襖越しに声をかけられ、全身が凍るような錯覚を起こす。 石切丸とは反対側の襖越しに、別の男士のシルエットが見えた。影は私へ、静かに問いかける。 「主、俺だ。そこにいるのか」 彼も敵なのか? しかし、石切丸とは言葉が通じなかったが、彼は言葉が通じそうである。ひょっとすると、私の味方になってくれるかもしれない。 「主」 その声に震えながら、私が選んだ選択は…。 襖を開ける。 → https://nana-music.com/sounds/040bbb19/ 居留守を使う。 → https://nana-music.com/sounds/0405d2d2/

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