nana

第8話   謁見の間にて
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ヴラン:さてリリック。お前はカリスを望むと言ったな。その力で何を為(な)す。 リリック:何を……って、与えられたらそれを使って仕事をして、普通に暮らしたい、です。 (〜1.14) ヴラン:ふむ……成る程。ではリリックよ、カリスのためにお前は何を差し出す。 リリック:……え? (〜1.06) ヴラン:カリスは確かに国民に与えられる権利だ。だが、稀(まれ)に対価が必要な者がいる。それがリリック、お前だ。 リリック:……!!!!! (〜0.57) ヴラン:だからこそアリアはお前の国民申請を取り下げようとした。だが国民となるのとカリスを望むのとは話が別だ。今のお前に私に差し出せるだけの何かがあるか? リリック:……。 (〜0.42) アリア:王……その問いはリリックには余りに酷過(こくす)ぎます。 (〜0.37) ヴラン:何かを為(な)すには対価がいる。それを忘れた者にカリスは与えられぬ。…リリックよ、お前はこれからカリス無しで生き、その対価を見つけることだ。 リリック:それは対価さえあればカリスを与えてくれるってことか? (〜0.20) ヴラン:いかにも。 リリック:……わかった。出直してくる。 (〜0.15) アリア:……一つ助言を致しましょう。貴方が出会ったリュシオルという女性を頼りなさい。彼女はきっと力になってくれるでしょう。 #ブランリーヴル #Blanclivre #声劇 #BGM #綺麗 #静か

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