
刀剣乱舞脱出ゲーム企画
音を立てないよう、静かに探索をする。 そもそもこの黒い靄は何なのか。 薄々だが、察しはついている。瘴気。悪い気、所謂呪い。平和だった本丸に到底不釣り合いに見えたそれこそ、ここを巣食う黒い靄の正体なのだろう。 中には、まだ使えそうなものから、ただのガラクタまで、雑多な物で溢れていた。詳しく探していくと奇妙なものを発見する。 それは白地に墨で、何振りかの刀剣男士の名前が書かれていた紙であった。そのタイトルに目を引かれ、私は思わず手に取る。 「アカメ」 5 小狐丸 7 石切丸 9 岩融 11 今剣 ・ ・ ・ そこに列挙されている刀剣達は、石切丸など、もともと赤い目をしているわけではない刀剣達もいた。これはひょっとしたら、瘴気のせいで様子のおかしくなった刀剣のリストではないだろうか。 汚れで見えなくなってしまっている部分もあるが、リストが正しければ赤い目でない刀剣も何振りかいることがわかる。もし推測があっていれば、これは大きな発見だ。何より、数振りだがリストにのっていない刀剣がいることに希望を覚える。 あたりから既に物音が消えていた。どうやら彼がこの部屋を開けることは無かったようだ。 次はどうしようか? 廊下に出る。 → https://nana-music.com/sounds/040bbbe4/ 部屋でもう少し考察する。 → https://nana-music.com/sounds/040bbbcf/
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