
ただ君に晴れ
ヨルシカ
#ただ君に晴れ #朗読 #声劇 ただ君に晴れのPVに出てくる言葉を抜粋しています。 よろしければ是非ヨルシカの世界を堪能してください。 素敵なBGMお借りしました! ────────────── 上空を漂う薄ら雲。山桜桃梅(ユスラウメ)。 アスファルトの焼ける匂い。 プールサイド。 蝉時雨(せみしぐれ)。鳥居。夏影。青天井。 夏草を掻き分けて寝転がっていた。 東京の空には殆(ほとん)ど写らない青空も、想い出の中なら指先に届く。 逃げ水。バス停裏。木製の看板。 百日紅(さるすべり)。既視感。風見鶏(かざみどり)。 自分の物とすら思えない程に朧気(おぼろげ)な記憶。 子供の頃見た幽霊の輪郭。 夜空。夏の果て。海月(くらげ)。 源氏蛍。影法師。分かれ道。 錆びた鉄棒。落陽。 頬を撫でる暖かい風。 雲の高さ。双眸(そうぼう)。群青。 夜水。靴。花火。 夜しか眠れない僕らが これから先の人生、 躓(つまず)くことなんて当たり前だ。 それでも、ただ君に、晴れぬ空などないことを。
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