
(仮)【霊感探偵は今日も働きます。】
仮台本(ヒロ志)
* __ブゥン…ブゥン…ブゥン…… 嗚呼、聴きなれたこの音は、まるでアイツが事故に遭う前に鳴っていた音と、よく似ている…… 千弦『瞬、おっはよー!!』 瞬「…ん…、ぅ…わあー!って何で、顔面に小型扇風機当ててんだ!?アホかぁ?!」 千弦『瞬が、なかなか起きないからだろう?』 瞬「うるさい、俺にだって起きるタイミングが」 千弦『今日も証拠見つけに、"あの場所"に行くんだ?』 瞬「仕方ねぇだろ…なんだかんだ、お前とこの"霊感探偵"やってきて、お前の事件だけ解決してないんだから。」 瞬「おかしいんだよなぁ…今まで、その物、その場所、生きてる者への感情で、見えてたはずなのに…何度試しても見えないなんて……」 千弦『……だからっ、言ったろう?彼処には何も無いし、俺の記憶だって……』 瞬「そんなの……そんなのおかしいだろっ!千弦、お前だけ…お前だけっ……」 彩葉「まぁまぁ、お二人共…で、いいんですよ…ね……?あなたの横に千弦くん、いらっしゃいますよね…?」 瞬、千弦「『彩葉』っ!?」 彩葉「焦ったって、何も解決どころか、見つかりもしないですよ… こういう時は…仲間を頼りなさい?私もいるんですから……」 (回想) 響子『瞬や……アンタにはねぇ…、婆ちゃんと同じ不思議な力があるんじゃよ? ふふっ……「そんなのあるわけないっ」て? 時が来たら分かるだろうねぇ… その時は、その力を困っている人達に使っておあげ……』 彩葉「さぁ、さぁ、辛気くさい顔は、やめて下さい!瞬、あなたに良い調査先 見つけたんですよっ(※やや興奮気味で。)」 千弦『っ!瞬、良かったな!!』 瞬「…『良かったな』って。こっちのセリフだよっ… (今度こそ、"証拠"を掴んで……)」 千弦『(瞬、証拠を掴んだら俺は消えちゃうよ……?) 瞬っ!!』 瞬「……?」 千弦『風宮瞬っ!お前は、俺の親友だ!! お前なら、解決出来る!!』 瞬「……フッ(笑) 当たり前だろっ!!」 __こうして、霊感探偵は、今日も働きます。 ~終?~
