
【短編小説】夏祭り③
古畑 時雄(Tokio Furuhata)
【短編小説】夏祭り① https://nana-music.com/sounds/04376cf4/ 【短編小説】夏祭り② https://nana-music.com/sounds/03c1b292/ 【短編小説】夏祭り④ https://nana-music.com/sounds/03f6a953/ 【短編小説】夏祭り⑤ https://nana-music.com/sounds/03f82b68/ 【短編小説】夏祭り⑥ https://nana-music.com/sounds/03f9abc0/ 【短編小説】夏祭り⑦ https://nana-music.com/sounds/03fa6a4e/ 【短編小説】夏祭り⑧ https://nana-music.com/sounds/03fb2849/ 【短編小説】夏祭り⑨ https://nana-music.com/sounds/03fbee3b/ 【短編小説】夏祭り⑩ https://nana-music.com/sounds/03fd8e64/ 【短編小説】夏祭り⑪ https://nana-music.com/sounds/03ff66e4/ 【短編小説】夏祭り⑫ https://nana-music.com/sounds/03fff12c/ 【短編小説】夏祭り⑬ https://nana-music.com/sounds/0400cea5/ 【短編小説】夏祭り⑭ https://nana-music.com/sounds/0401b292/ 【短編小説】夏祭り⑮「最終回」 https://nana-music.com/sounds/040298c1/ 【短編小説】夏祭り③ 幼馴染のサツキから渡された草履を、僕はドキドキしながら直していると、サツキからこんな言葉を掛けられたのだ。 「ハヤトくん。ハヤトくん、私のこと学校で避けてるでしょ!」 こう言ってサツキは、僕の顔を覗き込んだ。僕はドキドキしながらも頭の中で、何と答えたら良いか言葉を探した。 そしてサツキに、こう言ったのだ。 「サツキ… サツキは、クラスの人気者だからさぁ……話し掛けにくいんだよ…」 そう僕が言うと、サツキは僕から草履を受け取り、嬉しそうな顔をして、こう言った。 「ハヤトくん。やっぱりハヤトくんって、手先が器用なんだ…」 この時、僕は嬉しかった。それは幼い頃、一緒に遊んだ時の事を、サツキが覚えていてくれて居ると思ったからだ。 僕は試しに、サツキにこう言った。 「サツキ… 何で知ってるんだよ!」 サツキに僕がこう言うと、サツキは嬉しそうにこう答えたのだ。 「ハヤトくん。昔、一緒に折り紙したでしょ!」 この言葉を聴いて、僕は嬉しくなった。するとサツキは僕に向かって、こう言ったのだ。 「ハヤトくん。昔みたいに、一緒に金魚すくいしようよ?」 僕は友達との約束が気になったが、こう言ったのだった。 「サツキ… わかったよ、サツキには負けないからな!」 そう言うとサツキは、にっこり笑った。藍色の浴衣と髪を結い上げたサツキの姿はとてと新鮮で、見惚れてしまった。 つづく… 【短編小説】ハロウィンパーティー①〜⑮完結済(朗読劇) https://nana-music.com/playlists/2444969/ 【短編小説】夏祭り①〜⑮完結済(朗読劇) https://nana-music.com/playlists/2223311/ 【作家】 小説・物語・童話・絵本・詩・和歌・俳句・絵・唄(音楽) 《作品集》http://www.spiritualcare-cs.com ※詩・和歌・俳句(川柳)・絵など無料にて、ご覧頂けます。 ※物語も『二人称の愛』は電子書籍(Amazon Kindle)のUnlimitedにて30日間、無料購読でお読み頂けます。試読も、最初の数十ページ(全ページの10%程度)出来ますので、良かったらご覧ください。 #声劇台本 #声劇 #台本 #小説 #短編小説 #詩 #台詞 #セリフ #朗読 #古畑時雄 #TokioFuruhata #又三郎 #夏祭り
