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付録つき声劇台本『劇場版・攻殻機動隊~inherited mind~』
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参考用にやってみました😜✌️ 【八神誠一 × 神崎かける】ver.でのセルフコラボです🙋 サビの入りがチョッと走ったけど、まぁ大まかなタイミングの参考程度に聞いて下さい👅 遊とコラボ用はコチラ↓↓↓↓ https://nana-music.com/sounds/03b17733/ 空台本はコチラ↓↓↓↓ https://nana-music.com/sounds/03abd38a/ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 『劇場版・攻殻機動隊~inherited mind~』 【本編】 かつてウィザード級ハッカーと称され、隊員達から絶大な信頼を寄せられ「少佐」の愛称で慕われた『攻殻機動隊』の隊長、草薙素子。 世界屈指の義体使いに位置付けられていた彼女の死去から半年……。 絶対的エースの喪失により、精神的支柱を失った公安9課(攻殻機動隊)の隊員達は、上から降りてくる最低限の任務をこなしつつもその士気を上げる事は叶わず、それぞれに払拭しきれない想いを抱えながら悶々とした日々を送っていた。 この状態が続けば上層部よりこの組織そのものの存在意義を問われ、最悪解散に追い込まれる事を危惧した公安9課の設立者である荒巻大輔は、低迷した9課にテコ入れする為、ある特殊任務で単身渡米していた一人の男を日本へと呼び戻した……。 【台本】 《隊長》 ♦️八神誠一:【遊】 《隊員》 🌙神崎かける:【遊】 【Aメロ〜】 ♦️情報の波は氾濫し…… 🌙並列化される概念……… ♦️自己認識は曖昧になり…… 🌙世界は…… ♦️🌙『同色へと染まってゆく』 【Bメロ〜】 ♦️「今日付けで配属になった八神だ。堕落しきったお前達をリペアしてやる」 🌙「あなたみたいな人に、あの人の代わりが務まるとは思えませんけどね……」 【chorus〜】 ♦️「人が個としての存在証明の場を失い、サイバーテロが横行するこの時代。お前達に休んでいる暇など無いはずだ」 🌙「軍属のあなたには分からないんだ!あの人が居なくなった9課で働き続ける……僕達の感情なんてっ!」 ♦️「腑抜けになったお前達をアイツが見たら、どんな顔で……何と言うだろうな」 【サビ】 🌙「僕達は僕達の意思で戦います!電脳化社会の末端で不条理に晒されている人達の為に! あの人が成し得なかった、未来を創る為にッ! あなたに言われなくたって……必ずやり通してみせるッ!!」 ♦️「世の中に不満があるなら自分を変えろ! それが嫌なら耳と目を塞ぎ、口を継ぐんで孤独に暮らせ! アイツに教えた最初の言葉だ。 進むべき道はお前達で決めろッ!!」 🌙「 引き継いでみせる。あの人が残した……たった1つの意思を!!」 ♦️『劇場版・攻殻機動隊』 🌙「この夏、始動。」 ♦️「未来を紡げ……お前達のゴーストで」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【付録・小説風プロローグ】 『劇場版・攻殻機動隊~inherited mind~』 西暦2038年。 第3次核大戦、第4次非核大戦の終結を経て、科学技術の飛躍的進歩を遂げた日本では、マイクロマシン技術の発展により人間の脳神経ネットに素子(デバイス)を接続し、人の脳内から直接インターネットにアクセスする事を可能とする「電脳化技術」と、ロボット技術を用いて人体の部位を局所的にサイボーグ化する事で、人間が持つ肉体性能を人工的に向上させる「義体化技術」が急速に発展、普及していった。 結果、多くの人間が電脳化と義体化の恩恵によって、過去には考えられなかった豊かな利便性を手にする事が可能となった。 しかしその反面で、脳内に流れてくる大量の情報の波を処理しきれず、電脳化された人々の思考は部分的に並列化の道を辿り、自分が自分であるという認識を自身のゴースト(自我、魂)の囁きに耳を傾け感じ取る事でしか確認できない、曖昧な存在へとその形を変えていった。 そして、生身の人間、電脳化した人間、サイボーグ、アンドロイドが混在する社会の中で、電脳を経由したテロや暗殺、義体を巡ったトラブルや汚職などの新たな犯罪が生まれ、その深刻さは日を追うごとにその色の濃さを増していった……。 そうした犯罪を事前に察知し、その被害を最小限にとどめる事を目的に、国は一つの特殊組織を設立する事を決定した。 内務省直属の独立攻性公安部隊。 「公安9課」……通称『攻殻機動隊』の誕生であった。 攻殻機動隊の隊長である草薙素子は、過去に陸軍の極秘機関として扱われ表面上には存在しない、戦闘用義体の特別軍事研究施設『陸軍特科501機関」に所属していた経歴を持ち、脳と脊髄を除いたそのほぼ全てを高性能な人口パーツに換装した全身義体を操るサイボーグ人間であった。 素子は、公安9課の設立者であり素子を攻殻機動隊に勧誘した張本人でもある荒巻大輔の下、自らスカウトした様々な境遇を持つ者達を従え、その人並外れた戦闘スキルと電脳スキルを用い、公安9課のエースとして数々の凶悪犯罪を秘密裏に処理、殲滅していった。 そんな中、山積みになった9課の処理済み案件の決裁処理に追われていた荒巻の元に、陸上自衛軍の医療班班長より電脳を介して一通の訃報メールが届いた……。 ✉️『公安9課所属、草薙素子。ターゲット潜伏施設内において殉職。尚、当作戦に参加した草薙素子を除く9課隊員三名は、重軽傷を負っているが全員生存。迅速な状況把握及び、本部への報告を求む』 後の司法解剖と隊員の証言、そしてエレベーター内に設置されていた監視用カメラの映像により、草薙素子の死因は従来型の対ウィルス防壁を全て無効化し、対象の脳がウィルスの侵入を認識した時点で脳核を徐々に破壊してゆく、新型の認識型電脳ウィルスによるものである事が判明した。 当初、陸自との共同作戦で巨大テロ組織殲滅の任務についていた草薙素子を含む作戦実行メンバーは、各方面のテログループの幹部達が一同に集まり会合が開かれるという情報の下、テロ組織の一斉検挙を狙い、先発部隊としてターゲットが集合しているとされていた高層ビルへと突入を開始した。 1階フロアの敵を速やかに掃討、殲滅し、その場を制圧した9課の隊員達は、ターゲットが居るとされる最上階を目指し高速エレベーターへと乗り込んだ。 地上から攻殻機動隊、ビル上空に陸自の戦闘用ヘリ2機を待機させた隙のない布陣で開始されたこの作戦は、当初予測していた状況よりも遥かに順調に展開していた……かのように思われた。 そしてそれは唐突に起こった……。 素子達9課隊員が乗り込んだエレベーターが上層階を過ぎた地点で敵が仕掛けたエレベーター内のトラップが作動、防壁の効かないウィルス攻撃が音もなく9課メンバーに襲いかかった。 素子は咄嗟の判断でウィルスを発信している自動拡散装置のプログラム回路に侵入しハッキング、破壊を試みるが、防壁と同様に攻撃も無効化され失敗に終わる。 最後の手段として素子は、隊員達の脳が焼き切られる前にメンバー全員にゴーストハックをかけ意識を乗っ取り、ウィルスによる脳内ダメージのその全てを自分一人に向くように操作する事で、隊員達の生命の危機を回避した。 そして一時間後……。 陸自の救援により9課の隊員達は脳内への大小の傷は負ったものの無事に生還を果たした。 ただ一人、隊長の草薙素子を除いて……。 陸自の事後調査で、ターゲットが集合しているとされていた最上階フロアにはテロ組織の幹部は存在せず、そこにはゴーストハックによって洗脳された12名の一般市民が会議用の円卓を囲み、物言わぬ人形の如く座らせられていただけだったという。 そう……最初から全てが国家に敵対するテロ組織による、宣戦布告の意を含んだ周到な罠だったのだ。 作戦は失敗。1名の優秀な義体使いを失なうという最悪の形でその幕を閉じた……。 後に解析された監視カメラに収められていた草薙素子の最後の言葉が、彼女の犠牲により生かされた隊員達の胸の内に深く刻まれる事となった。 「未来を紡げ……お前達の……ゴーストで」 (本編、台本へと続く~) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【キャラクター紹介】 ~原作キャラ~ 【草薙素子】 性別:女 年齢:28歳 身長:168cm 体重:45㎏ 備考:脳と脊髄の一部を除く全身を義体化した女性型サイボーグで、公安9課の実質的リーダー。 冷静沈着な性格に加え、判断力、統率力、身体能力(義体制御能力や戦闘能力)において突出した才能を発揮する他、高度なハッキングスキルによりウィザード級ハッカーと称され、肉弾戦、電脳戦共に人並み外れたレベルのスキルを保持する世界屈指の義体使いであった。 9課に所属する以前は国の戦闘用義体の極秘研究施設である「陸軍特科501機関」に所属しており、その時の階級が三佐だった為、階級の無い9課でも「少佐」の愛称で呼ばれていた。 501機関に所属していた当時は人としてではなく、国の義体化兵器であり国家の所有物としての扱いを受けており、自身の存在意義や未来に対して葛藤を抱く日々が続いていたが、公安9課に移籍後に出会った者達との関わり合いを通してその葛藤は次第に消え去り、「未来は自分で創る」という一つの理念の下に、世の不条理に真っ向から挑み歩み続ける道を選択した。 ・【荒巻大輔】 性別:男 年齢:56歳 身長:153cm 体重:52kg 備考:内務省公安9課の課長で素子を攻殻機動隊に勧誘した張本人。 かつては陸自の情報部に所属しており、優秀な軍情報部員だった。 現在も自衛軍に太いパイプを持つ。 電脳化はしているが義体化は行っていない。 優れた政治的手腕と豊富な人脈により、潤沢な予算の確保と、扱いが難しい政治絡みの犯罪への迅速な対処を可能にしている。 軍情報部員であったことから、戦術など軍事的な知識や指揮能力にも秀で、時には現場に出て直接指揮を執ることもある。 権力欲や出世欲がなく、私情では動かない事をモットーとしており、自らの信じる社会主義の貫徹に心血を注いでいる正義漢。 ・【バトー】 性別:男 年齢:31歳 身長:187cm 体重:105kg 備考:公安9課所属隊員。 男性型高出力義体を持つパワー型サイボーグ。 その風貌から格闘戦のイメージが先行するが、電脳戦のエキスパートでもある。 公安9課に所属する以前はレンジャー4課(陸上自衛軍レンジャー部隊)に所属し、海外での特殊な戦闘任務にも参加していた。 同じレンジャー部隊の同僚が殺害された事件をキッカケにその容疑者として草薙素子を追っていたが、素子との戦闘になった際に敗北。 更に素子が同僚殺害の犯人ではなかったという事実も判明し、悔恨と自責の念から軍を脱退しようとしていた所を、草薙本人から攻殻機動隊へとスカウトされ公安9課に所属する事となる。 ほぼ全身を義体化したサイボーグであるが、草薙ほど義体化率は高くない。 レンジャー4課時代に任務特化した特殊な義眼レンズ(センサーアレイ、サーもセンサー等を有する)を、9課移籍以降もそのまま残しており、「眠らぬ眼」の異名を持つ。 小火器から重火器までの幅広い武器の扱いにも長けている。 サイボーグの人口筋肉は発達しないにも関わらず筋トレが趣味であり、脳まで筋肉にしないようにと素子からツッコミを受けた事がある。 ハードボイルドな性格で、素子に対して好意に近い特別な感情を抱いており、彼女への気遣いを怠る事はない。 普段は素子の事を周りの隊員達同様に愛称の「少佐」と呼んでいるが、切迫した状況や感情が高ぶった時などは下の名前で呼ぶ場面もあった。 〜オリジナルキャラ〜 ・【八神 誠一】 性別:男 年齢:34歳 身長:171cm 体重:56kg 備考:草薙素子が501機関に所属していた時代の上官であり、彼女に肉弾戦、電脳戦における技術、知識、理論等を指導していた教官でもある。 当時の階級は二佐(中佐)。 彼もまた草薙素子と同様に全身義体の持ち主であるが、肉弾戦も去ることながら電脳戦における八神のスキルは、ウィザード級ハッカーと呼ばれた草薙素子の更に上をいく実力を持ってると言われており、その総合戦闘力においては軍内最強であるという噂も流れていた。 しかし、彼に関するあらゆる情報は一部の軍上層部の人間以外閲覧不可のトップシークレット扱いとなっており、その詳細の多くは謎に包まれている。 平常時は基本的に無口で人と会話をせず、一見何を考えているのか分からない掴み所のないイメージを持たれているが、緊迫した場面や一瞬の判断が物事の成否を分けるような状況においては、仲間内であっても語気の強い言葉を容赦なく投げつけ戦意を焚き付けたり、必要と判断すれば、非道な手段であっても迷う事なく実行に移す冷淡さを含んだ行動力を垣間見せるなどの二面性を有している。 国の特命により単身アメリカに渡り、ある特殊任務を遂行中であったが、かつての教え子、草薙素子の死去により組織解散の危機に直面している公安9課を立て直す為、荒巻大輔の呼び掛けに応じ9課の臨時隊長として日本へと一時帰国した。 ・【神崎かける】 性別:男 年齢:17歳 身長:167cm 体重:53kg 備考:第4次非核対戦終結後の戦災孤児。 戦時中の爆撃により両親を失い、自身も瀕死の重症を負った。 身体を義体化する事でその命を繋がれたが、義体のメンテナンスには多額の資金がかかり、メンテナンスを施さなければ死に直結するという、非情な現実と向き合う身となる。 彼は生きる為、一緒に生き残った双子の姉と共に裏社会の義体化傭兵団に所属する道を選ぶが、あるテロ組織に雇われ国の重要機関の破壊工作に参加させられた時に、草薙素子率いる攻殻機動隊の手によりテロ工作は阻止され、テロ組織ごと一斉検挙される。 国家反逆罪で国に連行されかけた際に、「公安9課預かりの身として常時監視、テロ組織に対するスパイ要員として使役する」という条件を提示した素子の気転により連行をま逃れ、姉と共に攻殻機動隊の隊員となる。 過去の爆撃により失った両足を義体化しており、傭兵団で仕込まれた戦闘技術と合わせて、素早い動きで敵を翻弄する戦闘スタイルを得意としている。 性格はやや大人しく、少し臆病な面もあるが正義感が強く、その瞳の奥には燃えるような強い意思を宿している。 ・【神崎みちる】 年齢:17歳 性別:女 身長:166cm 体重:43kg 備考:第4次非核大戦終結後の戦災孤児で神崎かけるの双子の姉。 かけると共に裏社会の義体化傭兵団に所属しテロ活動に加担していたが、公安9課によりテロ組織は壊滅させられ、草薙素子の配慮により弟と共に攻殻機動隊に所属する事となる。 戦時中の爆撃で失った両腕を義体化しているものの、近接戦闘においては弟のかける程の戦闘力は有さず、代わりに元々のIQの高さを活かした電脳戦を得意としており、その戦闘スキルは訓練を受けた軍人にも劣らないレベルを保持している。 弟のかけるとは対照的に強気な性格で、淡々とした口調の物言いは実年齢以上の凄みと説得力を持っており、10歳以上年の離れた9課の先輩隊員達に対しても、臆さず言いたい事をズバズバと言ってのける気丈さを持っている。 過去に上層部の人間が9課に視察に来た際に、警察組織の問題点を遠慮の欠片もない痛烈な言葉で官僚相手に投げつけた時には、荒巻課長、草薙素子を含む9課のメンバー全員が肝を冷やすという場面があったが、みちる本人だけは満足げな笑みさえ浮かべていた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー #ORIGA #菅野よう子 #攻殻機動隊

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