十口三（みっつ）元Sken

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寝ても覚めても 君のこと 呆れるくらいに 考えている 焰 丸く 燃える 悲しみのページ 結び目が解けるように にっこりと微笑んだ 何かが溶けるように だけど その真ん中にある 大事なもの 護るように 呟いた 「愛してるよ 愛してる」 言葉 僕の中に渦巻いても 想い 一つに勝てない いや 想いが言葉を燻らせ 弧を描き 黑い雲さえ 薙ぎ倒さんとする この風を生んでいる