霧月ゆと

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コラボ募集中です(˙꒳˙ 三 ˙꒳˙ 三 ˙꒳˙) 相変わらず間のとり方が難しいのでごめんなさい← #遠山台本 #声劇 ---------- 【登場人物】 ▷‥人魚姫に憧れる女の子 ▶︎‥王子の似合わない男の子 【台本内容】 ▷人魚姫に憧れた。 私は思う。ラストシーン、泡になった彼女は、誰よりも幸せだったんじゃないかって。 ▶︎「魚、好きなのか？」 ▷「え‥？」 ▶︎「あ、違ったか？この部屋の水槽をまじまじ見るやつ、初めてだったからさ。つい。」 ▷魔女に声をあげたの。 ▶︎でもお前は喋れるじゃん。 ▷同じです。伝わらない言葉なんて‥。 ▶︎‥あっそ。 (２人同時に) ▷気付いてたんです。 ▶︎気付いてたんだ。 (順番に) ▷あの人が ▶︎あいつが (２人同時に) ▷私を見ることは、ないってこと‥。 ▶︎あの水槽を見て、泣いてたこと‥。 ▷「信じてもらえない言葉なんて、無い声と一緒です！でも、私は海に飛び込む勇気もない‥人魚姫にはなれない‥。」 ▶︎「ああそうだな。そんだけ喋る元気がありゃあ、人魚は疎(おろ)か、お前は魚にすらなれねえ。」 ▷「ひ、酷い‥、」 ▶︎「あとな。俺から言わせりゃ、信じる事も気づく事もできねえ王子が無能だったってだけだ。例え声が届かなくても、俺だったら見逃さねえよ。だから笑え！笑え〜！」 (二個目の笑えと被る様に。頬を引っ張られる。) ▷「い、いひゃいです‥！」 ▷王子様なんてまるで似合わない人。 でも、その声はどこか心地よかった。 ▷【人魚姫は空に憧れる。】