nana

声劇  殺し屋キルの最後の願い
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これは余命あと僅かの若き殺し屋、キルの物語。 幼い頃に親に捨てられたキルは、今の上司に拾われて殺し屋になった。 今まで殺した数は千人以上。 それもこれも全部、誰かに必要とされるため、愛されるためにしたことだった。 けれど、キルのその願いは叶わない。 上司に寿命のことを知られてしまったキルが、その上司に捨てられたからだ。 雨の中、キルはトボトボと行くあてもなく歩く。 そして、少し吐血してしまったキルは路地裏の壁にもたれかかった。 ↓ここからがセリフです。 ……俺は今まで、なんのために生きてきたんだろ。 なんのために、たくさんの人の命を奪ってきたんだろ。 誰かに愛されるなんて奇跡が、俺に起こるはずなかったのに…………。 (キルは路地裏から、ふと笑い合う家族を見た。家族の話し声が、自然と耳に入ってくる。) (少し間を開ける) ーーーー温かいって、なんだよ。 優しいって、なんだよ。 好きって、なんだよ。 愛してるって、なんなんだよ。 分からない、分からないけど、きっとあれは、俺なんかが触れちゃあいけない世界だ。 (吐血。咳き込みお願いしますm(._.)m) ……っはぁ、はぁ。 こんなに吐血するなんて、きっとあんな光景を見たせいだな。 この量だと、保ってあと数分ってとこか。 ははっ。まったく、親に捨てられて、たくさん人を殺して、俺の人生なんだったんだろ。 こんなどうしようもない人生、もう笑うしかねぇよ。←自嘲気味にお願いします。 ……なぁ、神様。 俺があんたに見放されてるってことぐらい、分かってる。 けど、それでも最後に一つだけ俺の心の叫びを聞いて欲しいんだ。 愛されるためだけに生きてきた俺を少しでも不憫に思うなら、可哀想だと思うなら、最後にあんたが俺を愛してください…………。 ー終ー 稚拙な文章及び、長すぎる文章ですみません。 セリフ変更、性別変更等全然オッケーです。 【なんだよ】が4回続いているとこを2個に絞ると、いい感じになるかもしれません。 最後に、この稚拙な物語をもし使っていただけるのであれば、拍手、コメントをお願いしますm(._.)m 最後まで長々とすみませんでした。 100回再生ありがとうございます!! 200回再生ありがとうございます!!

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UTAO
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