nana

【朗読台本】懐中時計
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80viewありがとう₍ᐢܸゝᴗ∂ܸᐢ₎ #魔女集会で会いましょう になっていると信じている 90秒はきついか…どーかな₍ᐢ༝𐤿༝ᐢ₎ アレンジ・アドリブ自由です。 読みやすいように読んでください。 ━─ ────── ─━ 私が拾ったのは古びた懐中時計だった。 手仕事の見えるようなからくりが好きな私は、それを持って帰り早速解体しようとして… できなかった。 ただの時計だと思ったそれは精霊の閉じ込められた魔道具だった。 精霊は主人を恋しがって泣いたが、魔女の私は国との契約でこの森を出られない。 仕方なしに精霊に別のうつわを作ってやることにした。 時計の精霊のうつわを作るために廃坑に潜ったりドラゴンのヒゲを頂戴したりしていたら、森の東の街が戦火に焼かれた。 古い盟約で森は戦場にならないはずだが、穏やかではいられない。 街から逃げてきたが魔物にやられたらしい人の遺骸をいくつも見かけた。 時計の精霊は主人を心配して私をせかしたが、精霊の入る、動けるようなうつわが簡単に作れるはずもない。 そしてその日は来た。 時計の精霊の主人が、森の外れで事切れているのが見つかったのだ。精霊の嘆きようときたらなかった。 それから数年経ってようやく精霊のうつわは完成した。 これからどうするんだと尋ねると、大事そうに懐中時計を懐へしまった精霊はこう言った。 「(アドリブ)」 その微笑みに悲しみの色はなかった。 ━─ ────── ─━ 例:お世話になったあなたに恩返しをさせて下さい。今日からあなたに仕えます。 例2:ご主人さまの娘さんを探しに行きます。その後、またここへ戻ってもかまいませんか。 1番→ないらさん ありがとうございます₍ᐢ·͈ꤥ·͈ᐢ₎ nana-music.com/sounds/03793e74/ #れーのホン

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