死ぬ気で頑張れ 死なないために。現実は過酷だ。
歌わせてもらいました。
伝えたいことがあります。
それでも伝わらないことだってあります。
歌いたい歌があります。届けたい歌があります。
でも、避けたい曲があります。目を背けたい曲もあります。
そんなことも含めて。僕は歌っていたい。
だからこそ、この曲を歌います。誰かに届けたい。
その気持ちで歌います。
声が、amazarashiの歌が。誰かに届くことを願って歌わせてもらいます。
フィロソフィーという言葉は「哲学」という意味らしいです。
この曲は人生の哲学を指しているのかなと僕は勝手に思っています。
人生のどん底で、そこから這い上がることなんて出来なくて。
周りから見たら楽しそう、気楽そう。でも、、、僕等はどんな時でも「過酷」に生きています。
就職した人だって、就職していない人からしたら「気楽」です。
無職の人だって辛すぎる企業に勤めてる人からしたら「気楽」です。
楽しそうな人だって苦しい人から見たら「気楽」です。
苦しい人だって楽しそうな人から見たら「気楽」です。
どんな時だって人間は【過酷】です。
誰かと一緒にいる時も、離れながら繋がっている時も、明日のことを考える時も、過去を考える時も。
僕等は何かを考えて。乗り越えて。
でも、乗り越えられないからこそ。
苦難を回避して、避けて、退ける方向に進みます。
それが楽だって知ってるから。だからこそ、僕等は生きます。
そんなことを〈避けられなくなった人〉は死んでいきます、、
話は少しそれてしまいましたが僕たちは
自分自身の「哲学」
つまり【フィロソフィー】
で生きています。
世間一般の考え方があって、それを知っても、尚、、、生きていけるように強がって、、、、
そんな悲しみを知っていて、、、痛みなんて数え切れないほど知っている僕等だからこそ、。
正解は、あなた自身にしかないと強く言うことが出来ます。
歌は綺麗事です。
歌は汚い物です。
歌は、、、、歌は、、、、。
「僕等の解」です。
そう思います。
正しいも正しくないも。どんな時だって歌は否定して肯定してくれることが出来ると僕は信じています
どうか。あなたの【フィロソフィー】を忘れないでほしいなと心から願います。
そして、本当に毎度のことながらここまで聴いてくださった。読んでくださった方に感謝を申し上げます。
〈ありがとうございます〉
【歌詞】
辛くて悔しくて まったく涙が出てくるぜ
遮断機の点滅が警報みたいだ、人生の
くさって白けて投げ出した いつかの努力も情熱も
必要な時には簡単に戻ってくれはしないもんだ
回り道、遠回り でも前に進めりゃまだよくて
振り出しに何度戻って 歩き出すのも億劫になって
商店街の街灯も消える頃の帰り道
影が消えたら何故かホッとして 今日も真夜中に行方不明
死ぬ気で頑張れ 死なない為に
言い過ぎだって言うな もはや現実は過酷だ
なりそこなった自分と 理想の成れの果てで
実現したこの自分を捨てる事なかれ
君自身が勝ち取ったその幸福や喜びを
誰かにとやかく言われる筋合いなんてまるでなくて
この先を救うのは 傷を負った君だからこそのフィロソフィー
都市の距離感解せなくて 電車は隅の方で立ってた
核心に踏み込まれたくないからいつも敬語で話した
心覗かれたくないから主義主張も鳴りを潜めた
中身無いのを恥じて ほどこした浅学、理論武装
自分を守って 軟弱なその盾が
戦うのに十分な強さに変わる日まで
謙虚もつつましさも むやみに過剰なら卑屈だ
いつか屈辱を晴らすなら 今日、侮辱された弱さで
うまくいかない人生の為にしつらえた陽光は
消えてしまいたい己が影の輪郭を明瞭に
悲しいかな生きてたんだ
そんな風な僕だからこそのフィロソフィー
正しいも正しくないも考えだすとキリがないから
せめて望んだ方に歩けるだけには強がって
願って破れて 問と解、肯定と否定
塞ぎがちなこの人生 承認してよ弁証法
悲しみを知っている 痛みはもっと知っている
それらにしか導けない 解が君という存在で
そもそも僕らが生きてく動機なんて存在しなくて
立ち上がるのに十分な 明日への期待、それ以外は
僕は僕の問いを解いて 君は君の、君だからこそのフィロソフィー
【amazarashi前作】たられば
https://nana-music.com/sounds/030e4f67/
【新作】素晴らしき日常→https://nana-music.com/sounds/033d153f/
#フィロソフィー #amazarashi #秋田ひろむ #ぼーやん
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