
5種! フリーソフトシンセの比較
PCに入っているフリーシンセを比較してみます。(違いはわかりにくいかも....) テストサウンドはノコギリ波を二つ重ねレゾナンスを少しかけたブラスっぽい音色です。 Behind the Mask のリフをそれぞれ8小節づつこの順番で鳴らしてます。(シンバルが境目です) ①ProphetV (Arturia) 0:00〜0:15 ②Tyrell N6 (u-he) 0:16〜0:30 ③OB-Xd (Datsounds) 0:31〜0:45 ④Synth1 (Daichi) 0:46〜1:00 ⑤Prophanity (RobersonAudio) 1:01〜1:15 ⑥Poly2106 (SyntheScience) 1:16〜1:30 [紹介] ① ProphetV 有料ソフトですが比較のため登場。カーチスフィルター や高速エンベロープなど、Prophet5の特徴をよく再現しています。艶やかな音、マロっとした音が好きです。 ② Tyrell N6 ドイツのu-heからはN6です。最近ではReproが話題になっていますよね。UIもかっこよく出音も癖がないので結構オススメです。u-heには他にもたくさんのソフトがあるので要チェックですよ👍 ③ OB-Xd 名前の通りOberheimがモデルになっていることもあって重心が低いジェントルなサウンドを出せます。OberheimといえばVan Halen JUMP!のイントロで使われていることで有名ですよね。ユニゾンやボイスパンニングも出来て自由度が高いです。(いつもはSEM Vを使ってしまいますが) ④ Synth1 フリーシンセと言ったらこれが最初に上がるんじゃないでしょうか。言わずと知れた国産シンセですね。とにかく使いやすくしかも軽い! SEなんかをパッと作れて重宝してます。UIも単純でシンセ入門にも持ってこい。とりあえずこれがあればOKという感じです。ただEGカーブが直線的で、それがちょっとした癖になっています。 ⑤ Prophanity このシンセはかなり曲者ですw ①同様Prophet5がモデルで似た音も出せるんですが何故か音痴です(おそらく波形は実機のサンプリング) またEGが異様にセンシティブで微調整が難しくその上フィルターカーブもちょっと変わっています。すごく目立つので使いどころは限られそう。(自分は結構好きです) ⑥ Poly2106 Roland JUNO6がモデルのシンセで、この中で唯一の1OSC,1EG機。厚みを出すためコーラスをかけています。複雑な音は作れませんがコーラスが素晴らしいのでパッドサウンドに使えます。今回は無理してシンセブラスっぽくしてみました。 (ドラム) 実はドラムもフリー音源でした。JM-1というRinnDrumをサンプリングしたものです。 上4つは自由度が高いのでかなり近い音が作れます。ただ同じ音色でもつまみの位置はそれぞれのソフトで結構違いがあり面白いです。 フリー音源はレンジが狭かったりしますが、結局EQで削ってしまうのでそれはそれで使えます。逆にエンハンサーなんかで付け足すのもありです(^^;; オススメのフリー音源あったら教えてくださいm(_ _)m 長文失礼しました。 #FreeDTM
