
始発とカフカ
ナブナ
ある朝、何やら気がかりな夢から目を覚ますと、自分が寝床の中で一匹の巨大な毒虫に変わっているのを発見した。 夏はすぐ傍に来ていた。 ◇◆◇◆◇ ナブナさんの始発とカフカを歌いました! 落ち着いた曲調も歌詞も大好きです! この歌の元となったお話を私はまだ読んだことがないので、いつか読みたいです…! ◇◆◇◆◇ 伝えたい事しかないのに何も声が出なくてごめんね 僕は毒虫になった そんなに興味もないと思うけどさ 時間が惜しいので今度は手紙をしたためるとしようか 不甲斐ない一日を 今日も始発の便に乗って 見返すには歩くしかないのに上手く足が出なくてごめんね アベリアが咲いている 眼下の街を眺めている 窓の桟の酷く小さな羽虫を掬って押し潰した 初夏の風に靡いた、白花が今日も綺麗だった 教科書にさえ載っていない心情は 今日が愛おしいようで 誰かがつまづいたって死んだふり 僕らは はら はら はら はら 心を知って征く 今更 ただ、ただ 花を摘まんでいる あなたは カラカラ カラカラ 遠くを歩いて征く 震えた言葉で書くまま紙が終わっていく ◇◆◇◆◇ #始発とカフカ #ナブナ #nana民と繋がりたい #nana民さんと繋がりたい #アドバイス下さい #100回再生突破
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